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マクラーレン・ホンダがアロンソとバトンの元王者コンビを起用/F1

サンケイスポーツ 12月11日(木)20時37分配信

 来季からホンダのパワーユニット(ハイブリッドエンジン)を使用するマクラーレンF1チームは11日、今季限りでフェラーリを退団するフェルナンド・アロンソ(33)=スペイン=を来季の正ドライバーに起用すると発表した。2009年王者で10年からマクラーレンに在籍してきたジェンソン・バトン(34)=英国=とコンビを組む。今季、マクラーレンから正ドライバーとしてデビューしたケビン・マグヌッセン(22)=デンマーク=が、リザーブ(控え)兼テストドライバーを務めることが明らかになった。

 アロンソは07年以来のマクラーレン復帰。現時点で契約の詳細は発表されていないが、BBC放送などの英メディアによると2年間プラス1年のオプション契約で、年俸は4000万ドル(約47億6000万円)の現役最高額という。

 ルノー所属時にドライバーズ部門王座を獲得した05、06年以来、アロンソは年間優勝から遠ざかっているが、“現役ナンバーワン”といわれるテクニックは健在。マクラーレンは今季、コンストラクターズ部門5位に低迷したが、マクラーレンとホンダは1988年に16戦15勝の結果を残し、史上最強の名をほしいままにした名コンビ。そのコンビ復活に、“現役ナンバーワン”の実力者が加わることになる。

 F1は来年2月に来季合同テストがスタート。3月13−15日にシーズン開幕戦として豪州GPが開催される。

最終更新:12月11日(木)23時21分

サンケイスポーツ

 

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