ベストセラーで読むアメリカ
反日感情をあおる本が米国で大人気
なぜいま、日本軍の捕虜虐待なのか
森川聡一
■今回の一冊■
UNBROKEN 筆者Laura Hillenbrand, 出版社Random House, $27

太平洋戦争で日本兵が捕虜のアメリカ兵に加えた虐待の実態を詳細に描くノンフィクションだ。アメリカ人の反日感情を確実に高めるに違いない本書が今、アメリカでよく売れている。ニューヨーク・タイムズ紙の週間ベストセラーリストの単行本ノンフィクション部門でトップ5に13週連続でランクイン。直近は2位に落ちたが、それまでは6週連続でトップだった。
日本軍による捕虜虐待
現在も93歳で元気に暮らすルイス・ザンペリーニという、イタリア系アメリカ人の男性の数奇な生涯を追うことで、日本軍の捕虜に対する非人道的な対応を描く。ザンペリーニは19歳の若さで中距離走のアメリカ代表として、1936年のベルリン・オリンピックに出場。メダルは獲得できなかったものの、力走が観戦中のヒットラーの目にとまり、ヒットラーと握手をしたという逸話の持ち主だ。
出場を目指していた40年の東京オリンピックが日中戦争などのために中止となり、ザンペリーニはアメリカ空軍に入隊。ところが、ハワイ・ホノルルから飛び立った爆撃機が太平洋上でエンジン故障のため墜落、からくも脱出して救命ボートで太平洋上を食料や水がないなか、鮫とも戦いながら47日間も漂流する。そして、ホノルルの南西3900㎞にあるマーシャル諸島のクェゼリン島に漂着した。別名「処刑島」と呼ばれていたその島で、ザンペリーニは日本軍の捕虜になった。
The Bird swung the belt backward, with the buckle on the loose end, and then whipped it around himself and forward, as if he were performing a hammer throw. The buckle rammed into Louie’s left temple and ear. Louie felt as if he had been shot in the head. Though he had resolved never to let the Bird knock him down, the power of blow, and the explosive pain that followed, overawed everything in him. His legs seemed to liquefy, and he went down. The room spun. (p251)
「バードはズボンのベルトの先を握ってバックル(留め金)の部分を後ろに振り、ハンマー投げをするように、自分の体に巻き付けるようにしてベルトを前方に振り出した。バックルはルイスの左のこめかみと耳にぶつかった。ルイスは頭を撃ち抜かれたような衝撃を覚えた。
ルイスはそれまで、バードに殴られても決して倒れまいとしてきたが、打撃の強さと、激痛に見舞われ、すべてがまひした。両足が溶けるようにして、ルイスは倒れた。部屋が回った」
別名バードと呼ばれたワタナベは、ルイスを目の敵にして、毎日のように殴りつけ、十分な食事を与えなかった。国際赤十字が支給した食料も、捕虜たちの手には渡らず、日本軍の兵士たちが横取りしていたという。
本書は、次のように具体的な数値をあげ、日本による捕虜の扱いが、ナチス・ドイツよりもひどかったと断じている。
In its rampage over the east, Japan had brought atrocity and death on a scale that staggers the imagination. In the midst of it were the prisoners of war. Japan held some 132,000 POWs from America, Britain, Canada, New Zealand, Holland, and Australia. Of those, nearly 36,000 died, more than one in every four. Americans fared particularly badly; of the 34,648 Americans held by Japan, 12,935―more than 37 percent―died. By comparison, only 1 percent of Americans held by the Nazis and Italians died. (p314-315)
「東洋を暴れ回った日本は、想像を超える規模の残虐な行為と死をもたらした。その最たるものが戦争捕虜の扱いだった。日本はアメリカ兵やイギリス兵、カナダ兵、ニュージーランド兵、オランダ兵、オーストラリア兵ら約13万2000人を捕虜にした。そのうち3万6000人近くが死んだ。4人に1人を超える確率だ。特にアメリカ兵の捕虜の待遇がひどかった。日本に捕らえられた3万4648人のアメリカ兵のうち、37%超に相当する1万2935人が死んだ。ちなみに、ナチス・ドイツやイタリアに捕らえられたアメリカ兵のうち、死亡したのはわずかに1%だった」
次のように、捕虜はとてもひどい扱いを受けたという。
Thousands of other POWs were beaten, burned, stabbed, or clubbed to death, shot, beheaded, killed during medical experiments, or eaten alive in ritual acts of cannibalism. And as a result of being fed grossly inadequate and befouled food and water, thousands more died of starvation and easily preventable diseases. (p315)
「何千人もの捕虜たちが、殴られたり焼かれたり、銃剣で刺されたり、こん棒で殴られたりして殺され、銃殺され、人体実験で殺され、人食いの風習で生きたまま食われた。ごくわずかしか食事が与えられず、不潔な食品や水のために、さらに何千人もの捕虜たちが餓死し、容易に予防できるはずの病気のために亡くなった」
捕虜に対する虐待がなぜ日本軍では日常的に行われたのか、本書は次に引用するように日本軍の特異なカルチャーにその原因の一端をみる。
In the Japanese military of that era, corporal punishment was routine practice. “Iron must be beaten while it’s hot; soldiers must be beaten while they’re fresh” was a saying among servicemen. “No strong soldiers,” went another, “are made without beatings.” For all Japanese soldiers, especially low-ranking ones, beating was inescapable, often a daily event. (p194)
「当時の日本陸軍では、下士兵に対する殴打は日常的に行われていた。『鉄は熱いうちに打て。兵士は下っ端のうちになぐれ』ということが兵士の間ではよく言われていた。『殴られてはじめて強い兵士ができあがる』とも言われていた。すべての日本兵にとって、特に下級の兵士たちにとって、殴られるのは避けられないことだった。しばしば、毎日、殴られたのだ」
兵士たち自身が、日常的に殴られた経験があるため、そのうっぷんが捕虜に向かったというのだ。評者・森川は本書を読んでいた時期に、五味川純平が軍隊の不合理を描く戦争小説「人間の條件」を読んでいたので、日本軍の体質に関する本書の指摘にはうなずけるものがあった。
原爆の正当化
しかし、捕虜を虐待していたのだから、東京などへの大空襲や、広島と長崎への原爆投下はしかたがなかったという、論理を展開する点には納得がいかない。
例えば、アメリカ兵の捕虜が終戦直後に、原爆を投下された広島市の中心部を汽車で通過した時を述懐する次のようなコメントも引用している。
“Nothing! It was beautiful.”
「『何もなかった。美しかった』」
アメリカ兵の捕虜たちは原爆のおかげで終戦を迎え、自分たちが解放されたと思っていたので、何もない爆心地をみて美しいと感激したというのだ。その元捕虜のコメントには次のような発言も含まれている。
“I know it’s not right to say it was beautiful, because it really wasn’t. But I believed the end probably justified the means.” (p320)
「『実際には美しくはなかったので、美しいというのは正しくないと分かっていた。しかし、おそらく目的は手段を正当化すると信じた』」
日本外交はこのベストセラーに対応できているか
戦争を終わらせるためには、原爆投下はしかたがなかったという、アメリカ人の保守層を中心とした典型的な理屈がみてとれる。本書では、日本兵による捕虜虐待について詳述する一方で、原爆で何十万人も民間人が死んだことには一切、言及しない。次の一節では、そもそも原爆で被害者が出たのは日本政府の責任だと言わんばかりだ。
That same night, B-29s showered leaflets over thirty-five Japanese cities, warning civilians of coming bombings and urging them to evacuate. The Japanese government ordered civilians to turn the leaflets in to authorities, forbade them from sharing the warnings with others, and arrested anyone with leaflets in their possession. Among the cities listed on the leaflets were Hiroshima and Nagasaki. (p297)
「(大空襲があった45年8月1日の)同じ夜に、B29戦闘機は日本の35を超える都市にビラをばらまいた。空襲が近いので民間人は避難するように伝えるものだった。日本政府は国民にビラを当局に渡すよう命じ、ビラに書いてあったことを他の人に話すことを禁じた。ビラを所持している者はすべて逮捕した。避難が必要な都市として記載していた都市名の中には、広島や長崎の名前もあったのだ」
評者・森川は正直、日本が第2次世界大戦で捕虜をどう扱ったかという点について、なにも知識を持っていなかったので、本書に対しては戸惑いが多い。引用した統計数値の妥当性についても判断する能力がない。
それ以上に分からないのは、なぜ今この時期に、このような本が出版され、なおかつ大ベストセラーになっているという事実だ。
日本人はこのような本がアメリカで売れていることを知っておくべきだろうし、日本の外務省なども本書の内容を分析し、外交戦略の一環として、日本に対するイメージを向上させる対抗策をどう展開するのか、考えた方がいいだろう。WEDGEInfinity2011.2.20
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1232?page=1
反日感情をあおる本が米国で大人気
なぜいま、日本軍の捕虜虐待なのか
森川聡一
■今回の一冊■
UNBROKEN 筆者Laura Hillenbrand, 出版社Random House, $27
太平洋戦争で日本兵が捕虜のアメリカ兵に加えた虐待の実態を詳細に描くノンフィクションだ。アメリカ人の反日感情を確実に高めるに違いない本書が今、アメリカでよく売れている。ニューヨーク・タイムズ紙の週間ベストセラーリストの単行本ノンフィクション部門でトップ5に13週連続でランクイン。直近は2位に落ちたが、それまでは6週連続でトップだった。
日本軍による捕虜虐待
現在も93歳で元気に暮らすルイス・ザンペリーニという、イタリア系アメリカ人の男性の数奇な生涯を追うことで、日本軍の捕虜に対する非人道的な対応を描く。ザンペリーニは19歳の若さで中距離走のアメリカ代表として、1936年のベルリン・オリンピックに出場。メダルは獲得できなかったものの、力走が観戦中のヒットラーの目にとまり、ヒットラーと握手をしたという逸話の持ち主だ。
出場を目指していた40年の東京オリンピックが日中戦争などのために中止となり、ザンペリーニはアメリカ空軍に入隊。ところが、ハワイ・ホノルルから飛び立った爆撃機が太平洋上でエンジン故障のため墜落、からくも脱出して救命ボートで太平洋上を食料や水がないなか、鮫とも戦いながら47日間も漂流する。そして、ホノルルの南西3900㎞にあるマーシャル諸島のクェゼリン島に漂着した。別名「処刑島」と呼ばれていたその島で、ザンペリーニは日本軍の捕虜になった。
元オリンピック選手という経歴が日本軍の目にとまり、処刑を免れたザンペリーニは日本に送られる。大船、大森、直江津と捕虜収容所を転々として45年8月の終戦を迎え母国アメリカへと生還する。本書はザンペリーニが収容所で受けた虐待の数々を冷静な筆致で描いており、それだけに逆に日本兵の残虐さが鮮明に浮き上がる。
特に、捕虜の間でthe Birdとあだ名されたワタナベ・ムツヒロという伍長が、虐待の限りをつくす描写は圧巻だ。本書はワタナベについて、捕虜たちを痛めつけることで性的な快感を覚えるサディストだったとしている。例えば、次のような虐待の場面が無数に本書には出てくる。
サディスト "the Bird" ワタナベThe Bird swung the belt backward, with the buckle on the loose end, and then whipped it around himself and forward, as if he were performing a hammer throw. The buckle rammed into Louie’s left temple and ear. Louie felt as if he had been shot in the head. Though he had resolved never to let the Bird knock him down, the power of blow, and the explosive pain that followed, overawed everything in him. His legs seemed to liquefy, and he went down. The room spun. (p251)
「バードはズボンのベルトの先を握ってバックル(留め金)の部分を後ろに振り、ハンマー投げをするように、自分の体に巻き付けるようにしてベルトを前方に振り出した。バックルはルイスの左のこめかみと耳にぶつかった。ルイスは頭を撃ち抜かれたような衝撃を覚えた。
ルイスはそれまで、バードに殴られても決して倒れまいとしてきたが、打撃の強さと、激痛に見舞われ、すべてがまひした。両足が溶けるようにして、ルイスは倒れた。部屋が回った」
別名バードと呼ばれたワタナベは、ルイスを目の敵にして、毎日のように殴りつけ、十分な食事を与えなかった。国際赤十字が支給した食料も、捕虜たちの手には渡らず、日本軍の兵士たちが横取りしていたという。
本書は、次のように具体的な数値をあげ、日本による捕虜の扱いが、ナチス・ドイツよりもひどかったと断じている。
In its rampage over the east, Japan had brought atrocity and death on a scale that staggers the imagination. In the midst of it were the prisoners of war. Japan held some 132,000 POWs from America, Britain, Canada, New Zealand, Holland, and Australia. Of those, nearly 36,000 died, more than one in every four. Americans fared particularly badly; of the 34,648 Americans held by Japan, 12,935―more than 37 percent―died. By comparison, only 1 percent of Americans held by the Nazis and Italians died. (p314-315)
「東洋を暴れ回った日本は、想像を超える規模の残虐な行為と死をもたらした。その最たるものが戦争捕虜の扱いだった。日本はアメリカ兵やイギリス兵、カナダ兵、ニュージーランド兵、オランダ兵、オーストラリア兵ら約13万2000人を捕虜にした。そのうち3万6000人近くが死んだ。4人に1人を超える確率だ。特にアメリカ兵の捕虜の待遇がひどかった。日本に捕らえられた3万4648人のアメリカ兵のうち、37%超に相当する1万2935人が死んだ。ちなみに、ナチス・ドイツやイタリアに捕らえられたアメリカ兵のうち、死亡したのはわずかに1%だった」
次のように、捕虜はとてもひどい扱いを受けたという。
Thousands of other POWs were beaten, burned, stabbed, or clubbed to death, shot, beheaded, killed during medical experiments, or eaten alive in ritual acts of cannibalism. And as a result of being fed grossly inadequate and befouled food and water, thousands more died of starvation and easily preventable diseases. (p315)
「何千人もの捕虜たちが、殴られたり焼かれたり、銃剣で刺されたり、こん棒で殴られたりして殺され、銃殺され、人体実験で殺され、人食いの風習で生きたまま食われた。ごくわずかしか食事が与えられず、不潔な食品や水のために、さらに何千人もの捕虜たちが餓死し、容易に予防できるはずの病気のために亡くなった」
捕虜に対する虐待がなぜ日本軍では日常的に行われたのか、本書は次に引用するように日本軍の特異なカルチャーにその原因の一端をみる。
In the Japanese military of that era, corporal punishment was routine practice. “Iron must be beaten while it’s hot; soldiers must be beaten while they’re fresh” was a saying among servicemen. “No strong soldiers,” went another, “are made without beatings.” For all Japanese soldiers, especially low-ranking ones, beating was inescapable, often a daily event. (p194)
「当時の日本陸軍では、下士兵に対する殴打は日常的に行われていた。『鉄は熱いうちに打て。兵士は下っ端のうちになぐれ』ということが兵士の間ではよく言われていた。『殴られてはじめて強い兵士ができあがる』とも言われていた。すべての日本兵にとって、特に下級の兵士たちにとって、殴られるのは避けられないことだった。しばしば、毎日、殴られたのだ」
兵士たち自身が、日常的に殴られた経験があるため、そのうっぷんが捕虜に向かったというのだ。評者・森川は本書を読んでいた時期に、五味川純平が軍隊の不合理を描く戦争小説「人間の條件」を読んでいたので、日本軍の体質に関する本書の指摘にはうなずけるものがあった。
原爆の正当化
しかし、捕虜を虐待していたのだから、東京などへの大空襲や、広島と長崎への原爆投下はしかたがなかったという、論理を展開する点には納得がいかない。
例えば、アメリカ兵の捕虜が終戦直後に、原爆を投下された広島市の中心部を汽車で通過した時を述懐する次のようなコメントも引用している。
“Nothing! It was beautiful.”
「『何もなかった。美しかった』」
アメリカ兵の捕虜たちは原爆のおかげで終戦を迎え、自分たちが解放されたと思っていたので、何もない爆心地をみて美しいと感激したというのだ。その元捕虜のコメントには次のような発言も含まれている。
“I know it’s not right to say it was beautiful, because it really wasn’t. But I believed the end probably justified the means.” (p320)
「『実際には美しくはなかったので、美しいというのは正しくないと分かっていた。しかし、おそらく目的は手段を正当化すると信じた』」
日本外交はこのベストセラーに対応できているか
戦争を終わらせるためには、原爆投下はしかたがなかったという、アメリカ人の保守層を中心とした典型的な理屈がみてとれる。本書では、日本兵による捕虜虐待について詳述する一方で、原爆で何十万人も民間人が死んだことには一切、言及しない。次の一節では、そもそも原爆で被害者が出たのは日本政府の責任だと言わんばかりだ。
That same night, B-29s showered leaflets over thirty-five Japanese cities, warning civilians of coming bombings and urging them to evacuate. The Japanese government ordered civilians to turn the leaflets in to authorities, forbade them from sharing the warnings with others, and arrested anyone with leaflets in their possession. Among the cities listed on the leaflets were Hiroshima and Nagasaki. (p297)
「(大空襲があった45年8月1日の)同じ夜に、B29戦闘機は日本の35を超える都市にビラをばらまいた。空襲が近いので民間人は避難するように伝えるものだった。日本政府は国民にビラを当局に渡すよう命じ、ビラに書いてあったことを他の人に話すことを禁じた。ビラを所持している者はすべて逮捕した。避難が必要な都市として記載していた都市名の中には、広島や長崎の名前もあったのだ」
評者・森川は正直、日本が第2次世界大戦で捕虜をどう扱ったかという点について、なにも知識を持っていなかったので、本書に対しては戸惑いが多い。引用した統計数値の妥当性についても判断する能力がない。
それ以上に分からないのは、なぜ今この時期に、このような本が出版され、なおかつ大ベストセラーになっているという事実だ。
日本人はこのような本がアメリカで売れていることを知っておくべきだろうし、日本の外務省なども本書の内容を分析し、外交戦略の一環として、日本に対するイメージを向上させる対抗策をどう展開するのか、考えた方がいいだろう。WEDGEInfinity2011.2.20
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1232?page=1
この本が映画化しましたがトレイラーに信じがたい実話って出てるわけです
http://www.youtube.com/watch?v=ebHji2c_ciU
原作が小説なのに真実の物語とか宣伝してたでっちあげ侮日映画がありましたね
『闇の子供たち』という日本ユニセフ協会の映画
それと同じパターンですよ
→日本を貶めようとする悪意 映画「闇の子供たち」
unbrokenは侮日映画です
続き
日本を貶めようとする悪意3 アンジェリーナ・ジョリー『unbroken』
コメント
コメント一覧
色々なブログ、サイトでこの反日映画について、取り上げてますので、
ひょっとしたら、御存じかも知れませんが…↓
著者ルイス・ザンペリーニはマーシャル諸島から日本本土に送られ終戦まで大森、大船収容所に入れられていたそうです。
同時期に大森収容所で捕虜生活を送っていた英国人将校ルイス・ブッシュの著書「おかわいそうに」(1956年出版)というのがあり、そこには収容所生活が詳細に書かれています。
私はこの本を読んだ事はありませんが、unbrokenとは真逆のような体験談と色々なブログを読まさせて頂き感じました。他にも「世界が愛した日本」という本に、色々な人道的活動をされた方、日本兵の方々も出てきて。はてさて…という気持ちになります。しかし原爆の正当化は、許されざることだと思います。長文失礼致しました。
日本人は汚水をたれながすし、セクハラするからクソだ!知り合いの(脳内)フランス人がいってた!ってtwitterさけんでる反日こじらせた頭のおかしい人が、
お仲間に賛美されてるのをみかけましたが、
unbrokenみたいな思考はまさにそれにちかいのでしょうね。
嘘でもなんでもいいからとにかく日本のいい部分をけしてやろうという思想。
>原爆の正当化は、許されざること
こんにちは。
確かスミソニアン博物館にB−29エノラゲイが展示されていましたよね。
当初は原爆関連の展示もあったのですが、退役軍人団体の圧力で全て撤去された経緯があるんですよね。酷い話です。
ajnaさん
ハリウッド映画を見て気になることがあるのですが、
日本人が登場すると必ず歪曲されて中国人や韓国人みたいに描かれるのは意図的でしょうか。ネットも整備され、海外文化の資料が収集しやすいのにもかかわらず未だに変な描写が続いている。
どうもおかしいと思うんですが…。
さよくって詐翼って書くんですよ
>嘘でもなんでもいいからとにかく日本のいい部分をけしてやろうという思想
歪んでるなあ....
ちなみにこの人肉食の元ネタのような記事があることが分かりました。
NYTニコラス・クリストフ東京支局長
http://www.nytimes.com/1997/01/22/world/a-japanese-generation-haunted-by-its-past.html
はじめまして。
本のご紹介ありがとうございます。
ちょっと検索してこんなブログを見つけました
http://koyanonezumi.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
日本兵が何をやってきたか
というのは水間政憲氏の著書でなんとなく。
ハリウッド=プロパガンダ
だからではないでしょうか....
それを無理やり日本特有みたいにやってるようですね
最近アメリカは人身売買の調査報告書で
JK散歩を人身売買みたいにして糾弾したようですが
なにかしらの意図はあるでしょうね
タイガーウッズなんてデートクラブで離婚騒動にまではってんしたのにw
アメリカの人身売買はほうちですかとw
・ルイス・ブッシュ氏の著書「おかわいそうに」ですが、こちらでほぼ全文読めます。たいへん面白いのでおすすめです。
ja.nsf.jp/novel_top.php
・また、捕虜の大量死ですが、
「POW研究会 捕虜輸送中に沈没した船」で検索すると(連合軍捕虜について調査した POW研究会さん のブログです。)
>捕虜輸送中に沈没した船は計24隻で、乗船捕虜18,182人のうち10,834人が死亡
と書かれていますが、これも含まれているんでしょうか。 これって連合軍の攻撃によるものなんですがね…
・ハリウッドの有名な嘘っぱち映画「戦場にかける橋」は泰緬鉄道の建設が元になっているのですが、
「泰緬鉄道の真実 1 - YouTube 」をみてひっくり返りそうになりました…。映画の8割ぐらいは本当の話かと思っていたから…
ここでも、コレラによる大量死があったようです。
>JK散歩
すいませんこれが何だか分からないです(´・ω・`)
はじめまして。リンクありがとうございます(^^)
>ひっくり返りそうになりました
そうなんですよね!色々調べてみると本当に世界がひっくり返るような気持ちに何度も襲われております。
捕虜輸送ではないんですがどうしてもこれを思い出します。
対馬丸
http://www.tsushimamaru.or.jp/jp/about/about1.html
(´;ω;`)
あまりアホらしくて食わしく解説するきもないのですが
自称JKがデートクラブ的に散歩といってデートをするおかしなサービスです
その程度のマニアックでかぎられてものに
アメリカがわざわざ文句をいってることに違和感を感じます。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014062001009
あ、そういう記事があったんですね。失礼しました。
>自称JK(やっぱり自称?
以前ジェイクエーデルスタイン氏が米国務省の依頼で人身売買の調査をしたと
ツイートしてましたね....
学校ドロップアウトしてふらふらしてるようのがメインじゃないでしょうか?w
若ければいいというゲスイおっさん的にはそれでいいのかもしれませんが
上の記事できになるのは、タイガーウッズがデートクラブ離婚したり、東南アジアの売春を問題ししながら
白人による買春にはふれずにアメリカが進んでる国1位だったり、
売春婦を輸出しまくってる韓国の悪行がなぜか
日本ですぐ売春させられるから日本がわるい!みたいになってる点ですね。
グレンデールでも確か韓国系の売春摘発はよくおこなわれてますが、それはアメリカ社会のせいにはならないのでしょうか?w
(元々韓国社会の問題が主だとおもいますけど)
アメリカが、原爆投下をいつまでも正当化し続ける、ということは、いつの日かにアメリカが核攻撃されても、それは戦争なのだから仕方のないことだ、と覚悟しているということですね。
また、白人は報復感情が強い。そして、日本人も同様だと考えている。日本が核を持てば報復してくるに違いないと妄想
が、日本の核武装に強行に反対する理由なのですね。
それを、日本国内でサヨク、支那朝鮮を使って遣っている。
1.リーマンショックが経済に与えた大打撃からまだ抜け出せない西欧諸国(特に英).
翻って、日本はその影響が少なかった。更に安倍のミクスで
景気は、統計上は回復して来ている。
2.日本のアニメやyoutubeの日本に関する動画(例。東北大地震)を観た欧米の若者の中に日本の文化、社会を真似れば、自分たちの社会は良くなると考える者が現れてきている。
3.日本が台頭し、日本に憧れ、日本人のように行動すべきと考える人間が増えてくることが、許せない西欧人がいるということです。
だから、日本を貶める内容の本が出版され、売れる(あるいは売れるように仕組まれる)。
バブル時に金融の世界を支配しそうだった日本の銀行を叩くためにBIS基準を作られました。これと同じですね。
ところで、問題の本に書かれているような虐待をした日本兵は、当然「B級戦犯」として処刑されたのでしょうから、人物の特定は可能ですよね。そんな人物は、果たして存在するのでしょうかね。
日に日に「指標」とやらのいかがわしさに
辟易してきますね。
「知らんがな」で済ますことってできないんですかねえ。
>それを、日本国内でサヨク、支那朝鮮を使って遣っている。
はい。最近それが分かってきました。
>当然「B級戦犯」として処刑された
あ、そうですね!日本人でそういうサディスト的な人間がいないわけではないでしょうけど
そんなステレオタイプな映画の悪役向きな人がおあつらえ向きに存在するのかなあとちょっと疑問に思います。
不勉強で知りませんでした.…米でも展示されてたのに、撤去されてたんですね。それで思い出したのが、広島の原爆資料館でも、蝋人形が撤去されると確か前に新聞で読みました。私は小6の時修学旅行で行ったのですが、現実にあった事だ受け入れようと、見た記憶があり。原爆は忌むべき事だが、他国に対しどうこうは思いませんでした。中学高校の押し付け自虐史観のお蔭で、逆に日本悪論に反発を覚え、ネットの普及や色んなブログ、サイトのコメントお蔭で目から鱗の日々です。
リンク先を読みました。暗ブロークンとの落差に怒り哀しみを通り越して、はてさてと遠くを見てしまいます。「世界が愛した日本」という本では、スラバヤ沖海戦で漂流し、偶然通りかかった工藤俊作少佐率いる「雷」に助けられた英兵フォール氏の戦後の事が書かれてあり、平成10年両陛下の英国訪問に、反日運動の中、フォール氏のタイムズ紙での文章で、英国世論が潮が引くように静まった経緯が書かれてありました。暗ブロークンと同一で見てはいけませんが、何故今、一方的な目で書かれた小説が史実と映画化されたのか、それに加担するアンジェに落胆しました。他の皆様方をみると、利権ですかね…それとも日本嫌いか。ajnaさんのサイトを見て、色々勉強になりました。
個人的な印象なんですが、アンジー個人が反日とかではなく
ハリウッド=国策プロパガンダ
国連では日本はいまだ敵国条項外れていませんしね。
どういう事情があるのかわかりませんが、ケネディ大使が対馬丸記念館訪問を中止したそうです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140621/amr14062123410007-n1.htm
(´:ω;`)
http://www.nytimes.com/1997/01/22/world/a-japanese-generation-haunted-by-its-past.html 翻訳機にかけてざっと読みました。その堀江という日本兵の言だけだし、いくらでも盛って創れる話です。中国の人肉食が投影されてますね。
ニコラス・D・クリストフの両親は、ポーランドとオーストラリア・ハンガリー系のアルメニア人。そしてニコラス・D・クリストフの妻は、中国系アメリカ人3世の作家で投資家だそうで……あらら、アルメニア系で妻は中国系アメリカ人作家……こりゃ間違いなく確信犯です。だから、ニコラス・D・クリストフは、NYTで反日や毀日の記事ばかり書いているんでしょうね。ヘンリー・S・ストークス氏とえらい違いです。
『UNBROKEN』は青少年版本も作ったそうですから、アメリカやカナダの学校に配布する気でいるんでしょう。影響力があったあのヨーコ・カワシマの『竹の林から遠く』のように。カナダの学校では反日映画も見せられる事もあり、日系の子が落ち込むそうです。
『UNBROKEN』をアンジェリーナ・ジョリーで映画化というのは破壊力があり……本も映画も、在米総領事館や日本政府が抗議していいレベルです。
>『UNBROKEN』は青少年版本も作った
なるほどそういうことですか。慰安婦問題がさかんに持ち出されたのは竹森はるか遠くがテキストになったから、という話が。
>ワタナベ・ムツヒロは逃亡し処刑もされずに、戦後は生命保険の代理ビジネスで成功、2003年まで生き延びた
ないないw
日本人から見たら噴飯ものなんですけどね色々。
ローラ・ヒレンブランドもアイリス・チャンなんでしょう。
<https://www.awesomestories.com/asset/view/Louis-Zamperini-Making-a-New-Life>
ありがとうございます(^^)/