関西ニュース

【不安】京丹後市で米軍関係者の事故相次ぐ

12/11 19:23

住民の不安は募るばかりです。10月に関西で初めてとなる米軍基地が設置された京都府京丹後市で、米軍関係者による交通事故が5件も相次いでいることがわかりました。

粉々になった電柱。その横で米軍関係者とみられる2人が写真を撮っています。今年10月、京都府京丹後市にある米軍基地から15キロほど離れた国道で、米軍関係者が運転する乗用車が電柱に衝突しました。この事故によるけが人はいませんでしたが、10月に京丹後市に基地が設置されて以降、米軍関係者による交通事故が合わせて5件起きています。いずれも、ガードレールにぶつかるなどの自損事故で、けが人はいないということです。京丹後市の基地は関西では初めての米軍基地で、北朝鮮などからの弾道ミサイルを探知・追尾する「Xバンドレーダー」が配備されています。地元の警察は、米軍関係者に右ハンドルや左車線走行に慣れてもらえるよう講習会を開いていましたが、事故が相次いでしまいました。レーダーの運用が年内にも始まれば、さらに米軍関係者が京丹後市に入る予定で、警察は、年明けにも再び交通安全の講習会を開く予定です。

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