FXの勝ち方講座 テクニカル指標編(スーパーボリンジャーバンドの使い方)
スーパーボリンジャーバンドは、ボリンジャーバンドをベースに、遅行スパンを加え、時間分析の要素を加味した新たなテクニカル指標です。
日本人の柾木利彦氏が開発したもので、トレンド系のスパンモデルと共に人気がある指標です。
スーパーボリンジャーバンドは、相場観の把握からトレンド分析、売買ポイントの見極めに力を発揮します。
目次
- スーパーボリンジャーバンドの見方
- スーパーボリンジャーバンドでトレンドを見る
- スーパーボリンジャーバンドの遅行スパン
- スーパーボリンジャーバンドで決済ポイントを探る
スーパーボリンジャーバンドの見方
スーパーボリンジャーバンドは、マネーパートナーズのHyperSpeed NEXTや、DMM FXのプレミアチャート、ヒロセ通商のLION FXなどで使うことができます。
これが、HyperSpeed NEXTでスーパーボリンジャーバンドを表示したものです。
センターライン(中心線)が、21日移動平均線で、±1σ、±2σ、±3σのラインがあり、さらに遅行スパンが表示されています。
これは、DMM FXのプレミアチャートで、スーパーボリンジャーバンドを表示したものです。
スーパーボリンジャーバンドでトレンドを見る
センターラインの向きが上向きの時は上昇トレンド、下向きの時は下降トレンドと判断することができます。
上昇相場
センターラインが上向きで、下記の状態の時は、弱い上昇相場を意味しています。
- ローソク足の終値がセンターラインと+1σの間にいる時
- ローソク足の終値がセンターラインと-1σの間にいる時
- ローソク足の終値が-1σと-2σの間にいる時
下記の状態の時は、巡航速度の上昇相場を意味しています。
- ローソク足の終値が+1σと+2σの間にいる時
下記の状態の時は、強い上昇相場を意味しています。
- ローソク足の終値が+2σよりも上にいる時
下降相場
下降相場の時は、逆に考えます。
センターラインが下向きで、下記の状態の時は、弱い下降相場を意味しています。
- ローソク足の終値がセンターラインと-1σの間にいる時
- ローソク足の終値がセンターラインと+1σの間にいる時
- ローソク足の終値が+1σと+2σの間にいる時
下記の状態の時は、巡航速度の上昇相場を意味しています。
- ローソク足の終値が-1σと-2σの間にいる時
下記の状態の時は、強い上昇相場を意味しています。
- ローソク足の終値が-2σよりも上にいる時
また、バンドの幅が拡大している時は、トレンド性が強まる傾向にあり、バンド幅が縮小している時は、トレンド性が弱まる傾向にあります。
スーパーボリンジャーバンドの遅行スパン
ボリンジャーバンドとの大きな違いは、遅行スパンがあることです。
遅行スパンとローソク足の位置関係で、相場のトレンドが明確になります。
遅行スパンがローソク足の上にいる時は買い優勢の上昇トレンド、下にいる時は売り優勢の下降トレンドになります。
ローソク足の下に位置していた遅行スパンが、ローソク足を上抜いた時を陽転と言い、下降トレンドが上昇トレンドに変わったことを表します。
逆にローソク足の上に位置していた遅行スパンが、ローソク足を下抜いた時を陰転と言い、上昇トレンドが下降トレンドに変わったことを表します。
遅行スパンとσラインの位置関係
遅行スパンとσラインの位置関係でトレンドの強さを見ることもできます。
陽転した後に、遅行スパンが+2σの上にある時は、強い上昇トレンドを表しています。
陰転した後に、遅行スパンが-2σの下にある時は、強い下降トレンドを表しています。
スーパーボリンジャーバンドで決済ポイントを探る
スーパーボリンジャーバンドを使うと、決済ポイントの把握がしやすくなります。
トレンド相場が若いのか成熟しているのかを見極めるために、ローソク足が±1σを超えた地点から数えて8本目の足が確定した時点のトレンドを見ます。
上昇トレンドに乗った時にすぐに利食いを行うのではなく、ローソク足の8本目が確定した時に、上昇トレンドが続いている時は、相場が成熟していると考え利食いを考えます。
遅行スパンがローソク足を上抜いた時に買いでエントリーし、その後上昇トレンドになっています。
利食いを考えるポイントは、一度、+2σにタッチし、センターラインまで落ちた所で反発し、再度+1σを超えて8本の足が確定した所です。(少し前の始めに+1σを超えた所から8本数えてもOK)
この時に、足の実体が+2σにタッチした青丸部分が利食いポイントになります。足が+2σにタッチするか、終値が+2σを超えた時は、相場がやや過熱した状態にあり、反落する可能性があります。