2014年12月9日23時07分
山田洋次監督、高畑勲監督ら5氏を呼びかけ人とする「特定秘密保護法に反対する映画人の会」が9日、同法の廃止を求める声明を出した。「秘密が拡大される社会ではなく、情報公開によって民主主義の精神がいきる日本であることを願っている」として、同法への危機感を改めて表明した。
声明は「戦前、映画法のもと、心ならずも戦争への翼賛を押し付けられた映画界の先輩たちの悔悟の思いを受け止め、二度と戦争のない社会を、二度と戦意高揚の映画作りに加担するようなことのないようにという強い思いからです」としている。
賛同者には映画監督のほか吉永小百合さんら多くの俳優、音楽家なども名前を連ねている。
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朝日新聞官邸クラブ
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