ヒルドイドとは？

元々はアトピー患者の保湿として使われる塗り薬。ヤケド・傷跡の治療にも使われるらしい。

医者の診断で処方箋をもらって出してもらう処方箋医薬品。

かなりポピュラーらしく、医者が保湿で出す薬と言えば、大体ワセリンかヒルドイドのどちらか。（俺はワセリンとマイザー軟膏を出されていたので最近まで知らなかった）

ネット界隈でも話題になったことがあるらしいですね。

効果

①保湿効果

ワセリンが水分を逃がさないように油のフタをするのに対して、ヒルドイドは体内に浸透して水分を逃がさないで内部に留めようと働きかけるらしい。これが保湿に貢献する。（ヘパリン擬似物質の作用）

手にはそのまま塗って、顔には化粧水を塗ったあとに、上からヒルドイドを手のひらで伸ばしてから塗りつける。

で、これが一度試してもらうと分かるんだけど、すごく保湿される。テカる感じじゃなくて、内側からしっとりもっちりする感じ。化粧水＋乳液はいまいち浸透してる気がしなかったので、この感じは初めて。けっこう長い時間、潤いが持続します。

俺は寝る前のタイミングにやるだけなんで、朝にやるともっと良いんでしょうね。

彼女と一緒に使ってるんだけど、彼女は「調子が良いときの肌」に毎日なってますね。肌がターンオーバーしたらどうなるのかちょっと傍目にも楽しみであったりします。あと俺も手の甲とか爪の甘皮あたりの乾燥がやわらいでハッピーでございます。

②血行促進効果

火傷・傷跡に効くのがこちらの効果。

で、この血行を良くする働きが皮膚の再生に良いらしく、シミとかちりめんじわが消えた！という口コミまであります。ここらへんは俺は気にしないですが、女の人は嬉しい話なんじゃないかと。

単純にケガが残りにくい効果も嬉しいですよね。ただ、この作用があるのでジュクジュクした系の傷に塗るのはご法度みたい。

コスト

診察料がかかるけど、1本あたり（20g）の単価は200円。

ネットで拡散されてる3万円より～はいち医者の意見だし、自分はそんな値段の乳液を試したことがないから比較できないけど、今まで使っていたオルタナティブの乳液と比較しても値段は安いよね。塗り薬と液体を単純比較できないけど。

副作用

「えっ、薬なんでしょ？」と思いますが、医者に聞いても薬剤師に聞いても「赤ちゃんに出せるくらい刺激が弱い」「ステロイド系とちがって継続利用しても問題ない」とのこと。

ただ、皮膚が弱い人は赤くなったり、かぶれが出たりすることはあるみたい。俺はけっこう刺激に弱いんだけど、全然大丈夫でした。

タイプ

「ローション」「ソフト軟膏」「クリーム」の3種類。メジャーなのは軟膏とクリーム。

一番、ネット上で使っているのが見受けられるのはソフト軟膏なんだけど、俺が使っているのはクリーム。

広範囲にギトつかずに塗るのであればクリームタイプが良いと思います。ただ、塗った直後は「いかにも薬なニオイ」がします。少しすると気にならなくなるけど。

ここは好みと思うし、ピンポイント〜ある程度伸ばすくらいで使用をするならばソフト軟膏で良いのかな？と思う。普通の軟膏とちがって、ソフト軟膏は塗りやすいし。

気をつけること

紹介しておいてアレなんですが、保険適用の薬なのでマナー的にやたらめったら買いまくって使うものじゃねーよなとは思う。ただ、「肌が乾燥する」と言って簡単に出してもらえるクリームではあるので、一度お試しいただいてみたいなーと思います。

皮膚科に行くのがメンドクサイ人

傷跡を残さないことを謳い文句に、ヘパリン疑似物質を使用したクリームが小林製薬から出ています。たしかに保湿効果も書いてますね。（俺はこれは未使用）

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最近、ニベアの青缶はセレブが使っている美容モノと成分が同じとか話題ですよね。友人も化粧水のうえにこれを塗るだけのケアで良い感じにメンテが出来ているらしい。ヒルドイドと交互にためしてみよっかなー。

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