アップルが日本に研究開発拠点を設置するのは、横浜の「みなとみらい21」で、来春頃に発足する見通しであると朝日新聞など国内メディアが報じています。日本メーカーとの連携による研究開発の進展に期待が高まります。
アップルの新研究開発拠点は横浜に設置!
安倍首相が街頭演説で「もうじき正式に発表になる」としてアップルが日本に研究開発拠点を設置することを明らかにしていましたが、アップルから正式に発表がありました。
朝日新聞によると、アップルが研究開発拠点を設置するのは横浜市の「みなとみらい21」地区で、「テクニカル・ディベロップメント・センター」の名称で来春頃に発足する見通しとのことです。また、アップルがアメリカ以外に研究開発拠点を設けるのは初のケースです。
アップルは「日本での事業が拡大するのはうれしい。多くの雇用創出にもつながる」とのコメントを発表したと報じられています。
日本メーカーとの連携強化に期待!
iPhoneやiPadの主要部品には、日本メーカーの製品が数多く採用されています。日本国内に研究開発拠点が設置されることで、日本企業にとってはアップルとの連携が容易となり、これまで以上に部品の採用が進む可能性があります。
また、日本ではiPhoneの人気が海外諸国と比べて高いことから、技術面の研究開発のみならず、日本のiPhoneユーザーの利用実態を製品開発に反映するような展開にも期待が高まります。
販売マーケットとしてだけでなく、研究開発という企業の主要拠点が日本に設置されることで、ますます魅力的な製品が開発されることに期待したいですね。
参照元:朝日新聞
執 筆:hato