2014年12月09日

本澤二郎の「北京の街角から」(1)

<「中国の大警告」に感動した玄愛華>
 突然、友の家の重い玄関の扉が、日本では聞きなれない奇妙な音をして開いた。途端に「ワー」「オー」というような、奇声なのか、歓声なのか、中国語のわからない耳に響いた。あわててパソコンを打つ手を止めて、玄関に走り寄ると、そこに数日前に会ったばかりの、年齢からすると大柄な女性が、まるで仁王様のように、どっしりとした姿で突っ立っていた。友の母親・玄愛華の防寒服で身を固めた姿である。すばやく両手を広げて彼女に抱きついて、来訪に感謝の意を表した。極寒の中、わざわざ会いに来てくれたのだった。その理由が間もなくわかった。続きを読む

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信濃町諫言に驚いた中国人<本澤二郎の「日本の風景」(1855)

<一部に尾を引く創価学会イメージ>
 一昨日「信濃町に諫言」という、悲しい情けない評論文を発表したところ、中国人ジャーナリストなどから、驚きの声が上がった。「それは本当なのか」との素朴なものだった。「周恩来との信頼関係を基礎に友好活動をしてきた信濃町」を信じて疑わないできた一部中国人ジャーナリストの存在に、当方があっけに取られてしまった。池田大作と創価学会を、中国人ジャーナリストは、すこぶる好ましいイメージとして、ずっと信じて抱いてきたからである。続きを読む

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2014年12月08日

拝啓 千葉県警本部長殿<本澤二郎の「日本の風景」(1854)

<女性が安心・安全に暮らせる房総半島目指せ>
 「日本政府は女性の地位向上に力を入れている」と報じられている。そうであるならば、まずは肉体的弱者で、人口の半分を占める女性の安心・安全の確保が求められる。現実はどうか、というと、日本全体を見ても心もとない。木更津レイプ殺人事件・性奴隷事件を取材して感じたことである。暴力団・やくざがからんだ性犯罪は、恐ろしいほど深刻である。被害者が凶悪犯罪を隠すことによって被害は、拡大し、遂には命さえ奪われる。社会の安心・安定は、こうした性犯罪に対して、ねずみ1匹も逃してはならない体制構築である。続きを読む

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2014年12月07日

信濃町に諫言<本澤二郎の「日本の風景」(1853)

<過ちに目覚めよ>
 国粋主義者が率いる自民党を支援する公明党。実際は創価学会という日本最大の宗教団体が、極右自民を応援する。結果、小選挙区制のもとで自公が大勝利を博することになる。信濃町は2年前と同様、2度目の重大な過ちを繰り返している。民意・国民に奉仕する自由な選挙行動ではない。その逆である。直ちに止めるべき責任があろう。続きを読む

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2014年12月06日

重い無党派の政治責任<本澤二郎の「日本の風景」(1852)

<国粋主義を封じる決め手>
 昨夜、久しぶりに「日刊ゲンダイ」記者の電話取材を受けた。自公圧勝の報道に対抗しようとの、まともなジャーナリスト魂が感じられた。心の美しい記者が同紙に多いのがうれしい。極右の流れに対して、必死で抵抗している。その鍵を多数派の無党派が握っている。したがって無党派の政治責任は、戦後において今が一番重い。安倍・国粋主義の黒幕は財閥である。日本の1%である。無党派の正念場なのでもある。続きを読む

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2014年12月05日

自公圧勝と愚民選挙<本澤二郎の「日本の風景」(1851)

<経済も外交もボロボロ>
 輪転機で円を刷りまくって、円価値を引き下げるという安倍・自公経済政策は、既に破綻している。庶民の生活は厳しくなっている。極端な格差社会が現出している。並行して、ナショナリズム台頭による改憲を実現しようとして、隣国との対決外交を繰り広げている。結果、巨大な市場を失おうとしている。そんな危ない自公政治でも「与党は圧勝する」という選挙調査が報道されている。称して愚民選挙。公正・客観的な報道と見識のある政治評論のない日本だから、である。続きを読む

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2014年12月04日

台湾・馬英九総統辞任<本澤二郎の「日本の風景」(1850)

<政治責任明快>
 馬英九・台湾総統が辞任した。統一地方選の敗北に政治責任を取ったものである。明快な政治責任論を内外に示したものであろう。台湾政治の前進を印象付けていて好感がもてる。しかも国民党の結束を約束させたことになる。同党の捲土重来を期待する向きもあるようだ。続きを読む

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中国は安倍・自公政治NO<本澤二郎の「日本の風景」(1849)

<中日友好協会の唐会長言明>
 12月2日に公示された総選挙費用は630億円。これを国民のために、財政再建に回すことが政治のイロハ。しかし、小選挙区制を駆使することで「勝てる」と信じ込んだ安倍・公明・読売は、日本経済沈没時を好機と捉えて、伝家の宝刀を抜いた。民意に反している大義のない解散・総選挙である。当然、アジアにも波紋を広げている。中国が極右の安倍・自公政治に対して12月3日、NOを突きつけた。中日友好協会の唐会長発言である。続きを読む

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2014年12月03日

日本経済SOS<本澤二郎の「日本の風景」(1848)

<アベノミクスで浮かれていたら日本沈没>
 日本の新聞テレビがアベノミクスなるいかさまの経済政策を吹聴している間にも、日本丸は沈没していた。日本財政は悪化、遂に国債格付け機関・ムーディーズが日本SOSを発信した。安倍・自公政権に失格の烙印を押したのだ。日本丸沈没に警鐘を鳴らしたことになる。日本一大事である。アベノミクス宣伝をする安倍に雷が落ちた格好である。続きを読む

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木更津性奴隷事件の恐怖<本澤二郎の「日本の風景」(1847)

<大事な友人を巻き込んだ被害女性>
 木更津レイプ殺人事件(性奴隷事件)における想定外の展開というと、やくざ大工Hに性奴隷にされた被害女性が、あろうことか大事な友人にも「8ヶ月前に玄関を補修してもらった大工が安くやってくれる。ぜひ使ってほしい。現場を見せてあげて」と強引に働きかけてきたことである。友人を巻き込もうとしてきた、事実、友人はそれに応じた。一体、これをどう分析すべきなのか。彼女の友人は、いまも頭を抱えている。続きを読む

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