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「このマンガがすごい!」1位は、聲の形&ちーちゃんはちょっと足りない

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宝島社が毎年発行しているマンガ紹介本の最新版「このマンガがすごい!2015」が、本日12月10日に発売された。今年度オトコ編の1位に輝いたのは大今良時「聲の形」、オンナ編1位は阿部共実「ちーちゃんはちょっと足りない」。

「このマンガがすごい!」では、その年の注目すべき作品のランキングを、オトコ編とオンナ編に分け決定。それぞれ1位に輝いた大今と阿部のインタビューと受賞記念イラストが掲載されている。2位以降のランクイン作品は、誌面にて確認してほしい。なお「このマンガがすごい!WEB」では、大今のインタビューのWEB版を前後編で公開。後編と、阿部のインタビュー前後編は12月内にアップされる予定だ。

またアンケート企画「あの人気漫画家に聞く!」では、昨年のランキングで上位にランクインしたマンガ家に取材。「注目しているマンガ」のほか、「読んでトラウマになったマンガ」「本気で登場人物に恋してしまったマンガ」などの質問を投げかけている。

回答したマンガ家は、雨隠ギド、アルコ、安藤ゆき、いがわうみこ、池野恋、海野つなみ、太田垣康男、押見修造、オジロマコト、河原和音、久世番子、コージィ城倉、小玉ユキ、さいとうちほ、三部けい、施川ユウキ、渋谷直角、鈴木央、田中相、附田祐斗、鳥飼茜、東村アキコ、日暮キノコ、平間要、ふみふみこ、穂積、松田奈緒子、村田雄介、森下suu、山本ルンルン、渡辺カナ、ONEの総勢32組。このほか芸能人やミュージシャンら著名人、書店員など、さまざまなジャンルのマンガ好きが選んだランキングも収録された。

オトコ編1位の「聲の形」は、聴覚障害者の西宮硝子と、彼女を傷つけた少年・石田将也を中心とした物語。週刊少年マガジン(講談社)にて連載され、11月に完結した。すでにアニメ化されることも決定している。一方、オンナ編1位の「ちーちゃんはちょっと足りない」は、どこか足りない中学2年生の女子・ちーちゃんを中心とした物語。もっと!(秋田書店)にて3月まで連載され、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞にも輝いた。

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