「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」(ゼルダのでんせつ かみがみのトライフォース)は
1991年11月21日に任天堂から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。
略称は「神トラ」など。公式なジャンルはアクションアドベンチャーゲームだが、
しばしばアクションロールプレイングゲームとみなされることもある。
日本版はスーパーファミコン発売1周年記念ソフトである。
ゼルダの伝説シリーズの3作品目。欧米のタイトルは「The Legend of Zelda:A Link to the Past」である。
2003年3月14日にゲームボーイアドバンス用ゲーム「ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣」として新作ゲーム、
4つの剣と共に再び発売された。
また、Wiiのバーチャルコンソールでは、初期タイトルとして配信されている。
〇ストーリー
はるか昔、ハイラルの地には全知全能の力を持つ黄金の言い伝えがあった。その言い伝えどおりに聖地への入り口が見つかり、多くの人たちが争うように聖地を目指した。しかし、帰ってきたものはなく、悪しき力が入り口から湧き出てきた。そこで、王は7人の賢者たちに命じて聖地への入り口を封印した。
しかし、封印が永遠のものになりつつある頃、謎の司祭アグニムが現れた。彼は封印を解こうと企んでいて、王を暗殺すると魔力で兵士たちを操り、7人の賢者たちの子孫たちを次々といけにえにしていった。6人はすでにいけにえにされ、その魔の手は7人目であるゼルダ姫にも及ぼうとしていた。
ある嵐の夜、リンクは不思議な助けを求める声で目を覚ます。その声に反応したおじさんは外へ出て行ってしまった。しかし、いつまでたってもおじさんは戻らない。そこで、リンクはおじさんを追って外に出て、不思議な声のする方に向かった。
〇主な登場人物
・リンク
本作の主人公。デフォルトネームは存在しないが、外見や当時のCMの影響などからリンクと呼ばれることが多く[1]、本記事では「リンク」の呼称を用いる。また、両親はおらず叔父と2人暮らしで、剣術の手ほどきを叔父から受けていたようである。
・リンクのおじさん
リンクと一緒に住んでいる叔父さん。リンクの親代わりとして彼を育ててきた。ある夜、ゼルダ姫を助けるために城に向かうが、地下道で力尽きる寸前だった所を駆けつけたリンクに剣と盾を託して息を引き取った。エンディングではトライフォースの力で復活している。
・ゼルダ姫
ハイラル王国の王女。かつてハイラルを危機に陥れたガノンを闇の世界(かつての聖地)に封印した七賢者の1人の子孫でもあり、テレパシーなどの特別な力を持っている。
・司祭アグニム
突如ハイラル王国にやってきた謎の司祭。その魔術で兵士たちを操って王を葬り去り、七賢者の子孫の娘たちを生贄にした。ガノンの分身であり、娘たちを生贄にしたのは、ガノンの封印を解くために闇の世界と光の世界を繋げる事が目的だった。
・ガノン
本作のラスボス。元々は大昔に存在した盗賊ガノンドロフだったが、偶然聖地に迷い込み、トライフォースの力を手にし、その欲望とトライフォースの力をもって聖地を闇の世界に変えると、光の世界をも侵食しようとしたが、当時の七賢者によって闇の世界に封印された。
・長老サハスラーラ
・アジナー
・神父
・へブラ山の老人