| <地下原発議連:第1回勉強会に20人参加> 毎日新聞 2011年5月31日 超党派の「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」(地下原発議連)が31日、国会内で第1回勉強会を開催し、自民党の森喜朗元首相や民主党の石井一選対委員長ら約20人の国会議員が参加した。会長の平沼赳夫たちあがれ日本代表は、東京電力福島第1原発事故を踏まえ「日本には大きな空洞を作る技術が確立している。(地下原発は)安全性からいって非常に意義がある」と述べた。 地下原発は三木内閣当時に検討が始まり、91年に自民党内に「地下原発研究議員懇談会」が発足したが、その後下火になっていた。今回の議連は自民党の懇談会を超党派に拡大したもので、顧問には民主党の鳩山由紀夫前首相や国民新党の亀井静香代表も加わっている。 |
地下式原発(地下立地式原子力発電所)に関しての非現実的な発想については、この人のブログが当時きちんと批判していた。
そんな、トンデモ原発なんかには興味がなかったが、当時からその議連の役員たちには関しては興味があった。
自民党が呼びかけ、鳩山由紀夫と民主党の長老たちが参加した形になっていた。
■会長
平沼赳夫(たちあがれ日本)
■顧問
谷垣禎一(自民党)
安倍晋三(自民党)
山本有二(自民党)
森喜朗(自民党)
鳩山由紀夫(民主党)
渡部恒三(民主党)
羽田孜(民主党)
石井一(民主党)
亀井静香(国民新党)
■事務局長
山本拓(自民党)
■その他
中山恭子(たちあがれ日本)
塩崎恭久(自民党)
高市早苗(自民党)
自民党の連中は党として原発推進政策を取り続けてきたのだから、誰が名前を連ねても違和感はない。
しかし、原発震災から2ヶ月半しか経っていない時期に、与党民主党の当時では前首相にあたる鳩山由紀夫がなんでこんな議連に名前を連ねていたのだろう、という疑問だった。
政治家の裏事情に詳しい人なら誰でも知っていることだが、鳩山・亀井・平沼は反米繋がり、森・安倍・谷垣は親米派だった。
したがって、自民、民主という関係とは別に、「親米派」と「反米派」があたかも手を組む形となっている。
その鳩山由紀夫は今年の7月20日の首相官邸前抗議行動でこんな発言をしているのである。
| お集まりのみなさん。雨の中、ご苦労さまでございます。私は、鳩山由紀夫でございます。みなさん方と思いを同じくする立場から、発言をさせていただきます。(拍手、歓声) 私は、みなさんの新しい民主主義の流れをとても大事にしなければならないと思っています。みなさんの声を、もっともっと政治に反映していかなければならないと思っています。 私も、かつて官邸におりました。官邸と国民のみなさんの声を、もっと近づけたいと思ってまいりましたが、なかなか国民のみなさんの声が、官邸の壁が厚くて厚くて聞こえなくなってしまっていました。私も大いに反省をしています。 このいまの政治こそ、官邸と国民のみなさんの、きょうのお集まりのみなさんの声があまりにもかけ離れてしまっていると残念でなりません。 元総理を経験した、官邸にいた者として、みなさん方の声を官邸に伝え、政治の流れを変える役割を果たさなければならないとこう思ってやってまいりました。(「遅い!」の声) これから、みなさん方の声をおうかがいをして、私1人で官邸の中に入らせてもらいたいと思っています。みなさんの声をぜひ伝えたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。(「引っ込めー!」の声) どう考えても、この時点での再稼働は無理です。やめるべきだと私も思っています。その声を、野田首相に、みなさんの声を伝えるために、これから官邸の中に乗り込んで、総理もおられないようでありますので、(藤村)官房長官に、みなさんの思いを伝えてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 みなさん、がんばってください。ありがとうございます。 |
「みなさん方と同じ思い」とは、当然「脱原発」「大飯原発再稼働反対」の立場なのだろう。
「宇宙人」と呼ばれて久しい鳩山由紀夫なので、彼の言説はその時々で簡単に変わってしまうことでも有名である。
「次回の選挙には出馬しない」とか、「消費税増税案が通ったら離党しなくてはならない」などという言葉は、全て撤回されている。
*
先の自民党総裁選の5人の候補者はいずれも世襲議員と呼ばれた。
しかし政界における、特に自民党の政治家を語る上で欠かせないのが閨閥の存在。
有名なのは、安倍晋三と麻生太郎。
本人の資質に関係なく、血族関係だけを辿れば、麻生太郎は吉田茂や大久保利道に繋がり、安倍晋三は昭和の妖怪と呼ばれた岸信介の孫であることはよく知られている。
しかし、安倍晋三と鳩山由紀夫が親類関係として繋がっていることをこのブログでは詳細に調べ上げていた。
| 次期首相?、安倍晋三とは、何者か 選挙になると、国会議員は何とかして当選しようと、親類縁者を頼り総動員し、あらゆる人脈とコネをフル稼動させる。その際、最も頼りになるのが親類であり、国会議員選挙の選挙参謀やマネージャーが親類である事は珍しくない。 仮に、一見対立している共産党と自民党の国会議員が親類であった場合、選挙の際、両者は同一の親類縁者をフル稼働させる事になり、選挙が終了し、当選すると、国会議員は選挙で「お世話になった」親類縁者の「言う事を聞かなくてはならない」。 「誰も、タダでは支援してはくれない」。 国会議員に当選した暁には、何らかの便宜を供与し、あるいは自分達の代理人として動いてくれる事を期待して、皆、選挙応援を行うのである。一見、対立しているかのように見える共産党の国会議員と自民党の議員が、なぜか最後にはお互い妥協してしまうケースが多々見受けられるが、実は、国会議員としての資金源、人脈が共通であり、お互いに自分の基盤である「人脈の言う事を聞き、指示に従っている」ケースが多い。 国会議員が「口で言う事」ではなく、その金脈=人脈を読解する事で、真相が見えてくる。 小沢一郎を支てきた民主党・鳩山由紀夫の祖父が首相を勤めた経験のある鳩山一郎である事は有名である。由紀夫の父・威一郎の兄弟・百合子(由紀夫の叔母)は古沢潤一=古沢家に嫁いでいる(A)。 古沢潤一の息子の嫁・英子の父は浜口巌根であり、長期信用銀行(現在の新生銀行)の元会長であり、首相を務めた浜口雄幸の息子である(B)。つまりA、B、2つの結婚を介して鳩山由紀夫の父・威一郎と古沢潤一、浜口巌根が横に並ぶ。 この浜口巌根の兄弟・浜口雄彦の娘婿(淑の夫)が、正田巌であり、現代の天皇の妃・正田美智子の兄弟である(C)。 つまりA、B、C、3つの婚姻関係を通じて鳩山由紀夫は天皇の縁戚に該当する。ここで、鳩山威一郎、古沢潤一、浜口巌根、浜口雄彦が横に並び、その下に鳩山由紀夫と天皇の妃・美智子が並ぶ。 さらに浜口巌根の姉妹・富士の息子の妻・千世の父=安西正夫の兄弟=安西浩(東京ガス元会長)の娘婿・佐藤信二の父は元首相、佐藤栄作であり、佐藤の兄弟、岸信介の孫が安倍晋三元首相である(D)。ここで鳩山威一郎、古沢潤一、浜口巌根、浜口雄彦、浜口富士、安西正夫、安西浩、佐藤栄作、岸信介が横に並び、その下に天皇の妃・美智子と、安倍晋三、鳩山由紀夫が並ぶ事になる。 つまり、ABCD、親類の親類の親類の親類として、選挙人脈が安倍晋三と鳩山由紀夫は「重なっている」。国会議員レベルになると、4家族程度の人脈を「タドリ」、人脈とコネをフル稼働させる事は、何等、異常でも特異でも無い。鳩山は、元々、自民党国会議員であり、「口先だけの」自民党批判とは反対に、民主党の支持人脈が自民党と一致しており、「どちらが勝っても」利益を得る財界一族は「同一」である。 鳩山の沖縄米軍基地の県外・海外移転政策が「口先だけの」自民党批判であり、結果としては自民党同様の「現状容認」であった事は、衆目の見た現実であった。 2大政党制は「どちらが勝っても利益享受グループは同一」である。 次期・首相になる可能性の高い安倍晋三。 「同じ利権グループ内部での、権力のタライ回し」が続く。 |
「選挙人脈が安倍晋三と鳩山由紀夫は『重なっている』」という事実は大変面白く、さかのぼって検証すれば鳩山由紀夫の数々の言動もある程度の説明がつくが、もう鳩山由紀夫の民主党での復権はありえないだろう。
一方、安倍晋三は6年前の内閣では、「再チャレンジ支援策」を看板政策として華々しく掲げたが、実現させる前に頓挫してしまったのだが、今年、不思議なことに自分だけが「再チャレンジ」して、ゾンビの如く蘇ってきた。
3年前の政権交代で鳩山由紀夫に「夢」を見せられ裏切られた国民が、今度は安倍晋三に「悪夢」を見せられることだけは、何とか阻止しなければならない、とオジサンは思っている。
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