アラサー女の愛読書【本棚晒し】

こんにちは、真多文香です。

今週のお題は【本棚晒し】という事で、タイトルにあります通り、私の本棚の一部をご紹介致します。

アラサー非モテ女の本棚を見たところで誰も得をしないとは思いますが、是非最後までお付き合い下さいね。

前置きとしての雑感が見当たらないので、早速ご紹介していきます。

辞書コーナー

(画質が荒くてすみません)

 

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一応ライターという”書く仕事”をしている身ですので、辞書は一番手に取りやすい場所に置いています。左から医学→精神医学→漢字→ことわざ→英和→国語→古語→和英です。

辞書というのは、大体「何かを調べる時」にのみ活用する書物だと思いますが、読み物としても非常に楽しいものです。

よく中学の時に、休み時間に国語辞典を1ページ目から最後まで読もうとしてるエリート気取り男子って絶対クラスに一人はいましたよね。…え？そんな奴いない？おかしいな…。

私が読んでいて楽しいな、と思うのは医学・ことわざ・古語、の3冊です。

特に古語。私は学生時代から古文の授業がとても好きでした。

国語辞典は皆さん読む機会が多いかと思いますが、古語辞典、というものは読む機会が少ないかと思います。

古文が苦手！という学生も多いと聞きます。古文ほど楽しいものは無いと思っているのですが…。

古語辞典には、簡単に言えば助詞、助動詞、その用法、読解上紛らわしい語義などの現代語訳が載っています。もちろん漢文も。慣れれば有名古典がすらすらと読めるようになりますよ！

学生向けの古語辞典なら、有名な古典を例に挙げて、一つ一つ品詞分解をして説明してくれる上、図も載せて分かりやすく…というような物も発行されているので、古文が苦手！という学生さんには古語辞典を読むことをオススメします。

 

 

少女漫画コーナー

一口に本棚と言っても、仕事用のファイルから卒業アルバムまで雑多に詰め込まれているので、ある程度ジャンルを絞っていきます。漫画を一部ご紹介していきたいと思います。

 

写真左

ハチミツとクローバー(羽海野チカ)

通称ハチクロの全巻です。

これは私が買ったのではなく、先輩に全巻セットで贈られたものです。

個人的には愛読！というほどではなく、正直2回くらいしか読んでいないのですが、一応贈られたもの…なので大切に保管しています。

 

ご近所物語(矢沢あい)

ご近所物語は1995年頃の少女漫画誌りぼんでブイブイ言わせてましたね！

アニメ化もされていました。(年代がバレるのであまり言及しないでおきます)

NANA-ナナ- (矢沢あい)

NANAは大ファンで1巻から揃えていますが、今は作者の矢沢あいさんが、もうかれこれ5年ほど休載されているので、先はどうなることやら…。とても良い所で止まっているので、次巻をずーっと待っているのですが、やはり作者である矢沢あいさんの体調も心配です。休載期間があまりにも長すぎるので…。

 

写真右

さくらん(安野モヨコ)

「さくらん」は映画化もされましたね。

花魁の生き様を描いたものなので、古い時代の少しセクシーなお話、とでも言いましょうか。

働きマン(安野モヨコ)

そして何と言っても「働きマン」です！

「好き」に順位は付けられませんが、かなり上位かと思います。

主人公は週刊誌の編集者である28歳の女性。記事を書くこと、取材に行くこと、仕事の全てに熱意を費やしている主人公です。

この時点で職業柄、私と重ねてしまう部分もとても多く、主人公の仕事に対する姿勢は憧れと尊敬に値します。

仕事をしていれば「あー仕事つらいな、辞めたいな」「もう仕事行きたくない…」といった感情を抱くことは誰にでもあると思います。私の場合、そういう時はこの「働きマン」を読むと、仕事へのモチベーションがグンッと上がります。

しかしこの主人公、仕事に全てを費やしすぎて、「女性としての生活」を捨て気味になっているのですね。いわゆる女子力っていうやつですか。仕事仕事の毎日で、彼氏とも上手く行かない。セッ………男性とのスキンシップの回数も減り、といった感じです。

そして、やはり仕事をする上で「女性だからという理由でナメられる」、逆に「女性だから、という理由で許される・得をする」といったような現実も描かれています。「働く女性あるある」が全て詰め込まれているので、20代後半～30代の働く女性には、共感を得られる部分が多いと思います。

わたしも化粧を落とさずにお風呂も入らないで、恋愛なんて二の次、三の次！…って考え、あるなあ…と共感すると共に、我が身と思い、気が引き締まります(笑)

 

上記二つは安野モヨコさんの漫画でした。安野モヨコさんの作品は、基本的にアラサー女性に支持される内容が多いので、中高生といったような「女の子の読む少女漫画」とは、かけ離れていますね。

 

ひとりずもう(さくらももこ)

お馴染みの「ちびまる子ちゃん」が大人になるまでを描いたコミックエッセイです。

アニメのちびまる子ちゃんは、ずっと小学生のまま年を取りませんが、実際はこうして大人になっていきましたよ、というお話です。

「女の子」が「女性」になっていくまで。生理を迎えたり、なんとなく男性が気持ち悪いと思ってしまう多感な時期があったり、初恋、反抗期、背伸びをしてオシャレをしたい時期…色々ありますよね。「ちびまる子ちゃん」にも、そういう時期があったのですよ、というお話です。

その後の「たまちゃん」との友情も泣けますよ。

Paradise Kiss(矢沢あい)

そして真ん中の「Paradise Kiss」は、先ほどの「ご近所物語」の続編にあたる作品です。

通称パラキス。向井理さん主演で映画化もされましたね。

「ご近所物語」での全ての伏線が回収されています。ご近所物語を読んだ人はパラキスも併せて読まないと絶対に損！伏線…というか、全てのキャラクターの「その後」が見事に回収、上手く描かれていて、「キャラの使い捨て」が全くありません。

神風怪盗ジャンヌ(種村有菜)

その隣の「神風怪盗ジャンヌ」は、私たち世代のりぼんでは有名です。

今思えば「中二病全開」のストーリーなのですが、なぜかふと読み返したくなる時が来るので、手元に置いています。

下弦の月(矢沢あい)

そして一番右の「下弦の月」。こちらも映画化されましたね。全3巻。

昔は意味がちんぷんかんぷんだったのですが、今では何回読んでもボロボロ泣きます。子供の頃に読んだ感想と、今の年齢になって読んだ感想が全く違う、というのは、自分の感性の変化が自覚できるので良いことですね。

 

 

それにしても、ナナ、パラキス、下弦の月…って矢沢あいさんの作品は映画化が多いですね。

わたしは最近漫画を買って読む、という機会がめっきり減りましたが、安野モヨコさんと矢沢あいさんの漫画だけはチェックしています。

 

 

少年漫画コーナー

基本的に少年漫画はあまり読まないのですが、一応ご紹介しておきます。

 

左が「烈火の炎」、右が「頭文字D」です。

愛読、ではないのですが一応載せておこうかな、という程度です。すみません。

他にも男性向けの漫画は、まあ読むには読むんですが、「サラリーマン金太郎」「ミナミの帝王」「ゴルゴ13」といったような、もう完全にオヤジのセンスだったので写真は載せません。

一番好きな少年漫画はジョジョの奇妙な冒険シリーズです！

ジョジョの話になると熱くなる、俗に言うジョジョラーです。

大好きで全巻揃えていたのですが、兄が一人暮らしを始める際に持って行ってしまったので、写真はありません。

持ってる事自体に意味がある３冊

写真左

わたしの好きな雑誌はpenとBRUTUSなのですが、そのBRUTUSの特集号です。

スタジオジブリの映画「コクリコ坂から」が2011年7月に公開された直後、8月に発売されました。

㈱マガジンハウスから発行されたムックですね。当時はバカ売れで入手困難になるほどでした。

映画「コクリコ坂から」の細かな設定や制作ダイアリーも勿論のこと、スタジオジブリの会社内部、宮崎駿先生のインタビュー、果ては過去のジブリ映画のシリーズから「恋愛」や「建築」など生き方を考察するページも。

バックナンバーの取り寄せは可能ですので、ジブリファンの方は必読です！

写真真ん中

こちらが、一生の宝物であるFINAL FANTASY 25th MEMORIAL ULTIMANIAの3巻BOXセットです。

ゲームといえば攻略本、というイメージが定着しているかも知れませんが、こちらは画集、設定集、ゲームができるまで、裏話、といった感じでしょうか。

全3巻なのですが、BOX付きは今となっては相当レアのようです。

バラ売りこそされているものの、BOX付きはなかなか入手できないそうです。

値段は忘れてしまいましたが、確か3巻BOX入りだと1万円ほどだったような気がします。

なんと重さは5kg！

オークションに出品されているようですが、値段を見ると1万円は余裕で越えていますね。

写真右

こちらが2013年1月17日のファミ通増刊号の特別付録です。

本でもなく雑誌でもなく、ただの「冊子」なのですが。

初代ファイナルファンタジーが発売されたのが1987年。その生誕25周年を記念した特別冊子です。

FFのファンの中で話題となり、Twitterなどでも大きな話題になりました。よって、この号のファミ通は入手困難！どこ行っても無い！在庫なし！取り寄せになります！ばかりで、もう大変でした。

車で6件ほど回ってやっと手に入れました。

FFシリーズを全作プレイしている身としては、もうこれは宝物ですよ。

これを編集した方にもすごくセンスがあると思います。

過去作をプレイした人が「絶対ウケるポイント」を全て押さえているのが伝わってきます。

 

さいごに

さあ、私の本棚はいかがでしたか？アラサー非モテ女の本棚の一部のご紹介でした。

なんだか、自分がモテない理由が分かったような気がします！はい！