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ホンダ 13万台を調査リコール 国内初
12月9日 18時56分

ホンダ 13万台を調査リコール 国内初
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自動車部品メーカー「タカタ」が製造したエアバッグを巡る一連のリコール問題で、ホンダは国内では初めてとなる不具合の原因調査を目的にしたリコールを13万4500台を対象に今月下旬から順次行うことになりました。

タカタ製のエアバッグを巡る一連のリコール問題で、ホンダは、アメリカ運輸省の道路交通安全局の求めに応じる形で、全米の540万台を対象に原因の調査を目的にしたリコールを行うことを決めています。
これに関連して、ホンダは、国内でも、調査目的のリコールを行うことを9日、国土交通省に報告し計画を発表しました。
それによりますと、国内で対象となる車は2002年から去年までの間に製造された「エリシオン」や「インスパイア」など6つの車種、13万4584台で、今月下旬から沖縄県から順次ユーザーへの通知を始める予定だということです。
さらに、ホンダは、今後、対象地域について、アメリカと日本以外の全世界に拡大する方針で、実施方法や時期については検討中としています。
今回、ホンダが行う調査リコールは、不具合の原因が特定されていない状況で行うもので、国内の法律には定めがなく、実施されるのは国内では初めてとなります。
今回、ホンダが国内で計画している調査リコールの対象車は以下のとおりです。
▽2002年~2003年式「インスパイア」「セイバー」9002台。
▽2002年~2004年式「ラグレイト」3207台。
▽2003年~2005年式「エレメント」3127台。
▽2003年~2005年式「MDX」1490台。
▽2004年~2013年式「エリシオン」117758台となっています。

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