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インド、人口抑制の闇

2014年12月09日(最終更新 2014年12月09日 17時15分)

 先月、インド中部チャッティスガル州で、人口抑制策による避妊手術を受けた女性が次々に死亡するという事件があった。担当医師が逮捕されたが、5時間で83人を手術、そのうち約60人が病院に搬送されていたそうだ。

 報道に驚いたが、実は同国では珍しいことではないようだ。英BBCによると、2013~14年に約400万人に対し避妊手術が施された。うち10万人は男性。そして09~12年には約700人が手術ミスで死亡している。

 人口抑制策は1975年、インディラ・ガンジー首相の息子でアドバイザーだったサンジャイ・ガンジー氏が、まず貧しい男性を対象に導入した。子どもが2人以上いる男性を村から隔離し、強制的に避妊手術を受けさせたのだ。1年で620万人に実施、約2千人が手術ミスの犠牲になったとされている。

 その後、対象は徐々に女性に移る。「男性より抗議や批判をしないから」と、専門家は指摘する。東部オリッサ州では、手術で腹部に空間をつくるため、自転車用の空気入れを使用していた例まで発見されている。 (井手)


=2014/12/09付 西日本新聞夕刊=

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