温暖化対策:日本は53位で「落第」 独の研究グループ
毎日新聞 2014年12月09日 13時12分
世界の主要な国と地域の中で、地球温暖化対策が最も進んでいるのはデンマーク、日本は53位で「落第」だなどとする温暖化対策ランキングをドイツの環境シンクタンク「ジャーマンウオッチ」などの研究グループが8日、気候変動枠組み条約の締約国会議で発表した。
温室効果ガスの排出量が増加傾向にあることから、日本は米国(44位)や中国(45位)よりも下にランクされた。
ランキングは、温室効果ガス排出量の多い58の国と地域が対象。グループは、温室ガス排出量や再生可能エネルギーの比率、エネルギー利用効率に関するデータに、政策分析の結果を加えた指標を作り、採点した。(共同)