100系新幹線が博物館入り 博多総合車両所で出発式 [福岡県]
JR西日本の100系新幹線が、2016年春開業予定の京都鉄道博物館(京都市)に展示されることになり、8日に福岡県那珂川町の博多総合車両所で出発式があった。
100系は、東海道・山陽新幹線の初代0系に次ぐ第2世代として活躍し、12年に全車両が引退した。先頭の1両が同車両所に保管され、年1回、一般公開されてきた。鉄道車両約50両が一堂に集まる博物館の目玉として、九州を離れる。
博物館を運営する交通文化振興財団の兵東勇専務理事は「2年後に、また会ってほしい。新幹線で京都におこしやす」と、九州のファンにあいさつした。
=2014/12/09付 西日本新聞朝刊=