http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-9936.html
<転載開始>
Paul Craig Roberts
2014年12月3日
不安な疑問を提起し、気掛かりな説明をしても大絶賛を浴びるようなことは、まずない。例えば、環境と気候に対する人間による破壊を、30年間研究しているアリゾナ大学の科学者ガイ・マクファーソンがそうだ。人間が引き起こした多くの破壊は、地方や地域の災害をもたらしているが、今や疑問は、地球そのものが、危機に瀕しているか否かだ。人間の活動が人類の絶滅を引き起こすのだろうか?
これは歓迎される疑問ではなく、そういうことを考えようとする人々は“論争好き”という烙印を押される。
ダール・ジャマイルがマクファーソン教授にインタビューして、こう質問している。“こういうことを語るあなたは過激だという人々に対する言い分は?”
マクファーソン教授はこう答えている。 “他の科学者達の結果を報告しているだけです。これらの結果のほぼ全てが定評ある雑誌に発表されたものです。NASAや、ネーチャーや、サイエンス、あるいは、米国科学アカデミー紀要に反論するような人はいないと思います . . . 私が報じている他のものも、かなり著名なもので、NOAA [アメリカ海洋大気庁]や、他のNASA情報源等々のまっとうな情報源から得たものです. . . . 私はこうした情報をでっちあげているわけではありません。私はいくつかの点をつないでいるだけなのですが、それは多くの人々にとっては困難な作業です。”
公式説明と違うことをいう連中は誰でも“論争好き”というレッテルを貼られる為、欧米では、真実は死につつある。言い換えれば、真実や、真実の探求をすることは、論争好きなのだ。真実や、公式説明に対する、代わりの説明を追い求めることに固執する人々は、真実やら、違う説明が自分達に不利益になる連中によって評判を落とされる。かつて連邦の法律によって保護されていた内部告発者が、反逆者に変えられている。
I気候変動の原因や、マクファーソン教授の予想に私は反対ではない。
私が言いたいのは、彼なり、彼が引用している専門家達が正しいということではない。要するに、非常に重要な問題である可能性があるものについて語ることは、中傷されたり、悪い知らせを伝えた人が非難されたり、阻まれている。