『販促カフェ in 宝生亭 加賀本店』フツーの珈琲を日本一高く売る、販売促進に悩む人のための珈琲店

マーケティングを勉強しながら、自社の旅館(山代温泉 宝生亭)で実践してきた、リピーター集客のための販促物やマーケティング視点や集客の仕組みを紹介していく帽子山宗(ぼうしやまたかし)ブログ

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会社の良いところって、チームを作れることだと思います。

こんばんは。家でも会社でも1人になるって事が先ず無い僕です。

旅館を経営してて、プライベートでは子沢山ですからね(^_^;)

1人だけで働くって、自由と引き換えにかなり不安定ですよね。

多くの仕事をこなす事は無理ですし、病気になったら確実に収入は減るし、一人では問題を解決できない事もありますし、考え方が偏ってる事に気付けなかったり、モチベーションを崩して売上を下げる事もあると思います。

でも、複数人でチームを作ることができればパワーも安定感も安心感も得ることもできます。

ただ、そのチームが同じ方向性を見て、お互いのチカラが充分に発揮できるように尊重し合い、一人一人が自己責任において最大限にそのチカラを発揮する事が条件として加わります。

そうじゃなきゃ依存と依存が結びつき、無責任でだらしないチームの出来上がりです。

旅館で言うと、女将が仲居さんに依存してご挨拶もお出迎えもせず、料理人は仲居さんに依存して配膳する人に料理説明もせず、フロントスタッフは営業マンに依存して売上を伸ばす努力をせず、営業マンは会社のブランドに依存して自らを磨く努力をせず・・・

そんな旅館て最悪ですよね?

でも、多くの会社が無責任でだらしないチームばかりだと思いますし、なかなか本気でチームワークを組めている会社なんて1000に1つというのが現実だと思います。

一人一人が自己責任において最大限にチカラを発揮し、お互いのチカラが充分に発揮できるよう尊重し合うチームを創る

口で言うにはカンタンで、実際には途方も無いほど難しく、でも絶対にやらなければいけない事だと思います。

だって、それを実現しようとしないのであれば、一人でやるほうが自由なんだから、その方がよっぽど良くって、わざわざチームを組む必要はない。

意識がバラバラ、もしくは、依存でベタベタならば、わざわざ社員を雇って経営する必要なんてそもそも無いと思うんです。

宝生亭の理想の集客は、年に何回も来てくれるお客様が紹介のお客様を連れてきてくれて、ファンがファンを呼ぶという、かなりふてぶてしい集客のスタイルです(笑)

またその条件は昨日のブログ記事の通り。ね、ふてぶてしいでしょ(笑)

この宝生亭で約6年間やってきた事は、HPや印刷物やSNSで伝えるチカラを磨いて反応率を上げるなど色んな事を試みて来たのですが、実は、その努力ってのは今の集客力の原因の20%くらいにしか満たないと思っています。

いえ、販促物は主に僕が担当なので、とってもお恥ずかしいハナシですが・・・

それよりもチームワークで築いたお客様の心を捉える網の大きさや、その目の細かさが今の宝生亭の集客力の最も大きな原因だと思います。



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▲お客様の心と捉える網の目ってこんな感じ


やっぱ、絵を書かせるとザツーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



網の目が大きくなると言うのは、例えば、

女将が団体様の宴席で、仲居さんとめっちゃ宴会を盛り上げて、その団体様の中から何人から「次も来たい!」と言ってくれたら、それを営業マンに渡して営業を決めて、その名簿を事務スタッフが名簿にする。

もっと網の目を拡げるならば、

また、そこに料理人さんが先週も来たリピーターさんだから料理を特別にしてくれて、お掃除さんもリピーターさんに気の利いたお手紙をお部屋にそっと置いとく。

そんなチームワークの連携をミーティングや会社の方向性の確認を密にする事によって、網の目も細かくなっていく。

その網をもって、お客様の心を捉えていく。そんな感じです。

そんな旅館って最高ですよね (^ ^) ・・・・  ってそうしてるって自慢もついでにしてゴメンナサイ(笑)


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▲宴席が終わったら営業マンと名簿をシェアする女将



一人一人が自己責任において最大限にチカラを発揮し、お互いのチカラが充分に発揮できるよう尊重し合うチームは、少しずつだけど出来始めてる・・・

いえ、全てのお客様にそのチームワークときめ細やかさは出来てないのが現状ですので、まだ自慢し切れません。

販売促進のチラシやDMやHPやSNSの反応率を上げるってのは、こういうチームワークが基本的にあって始めて上がるもんです。

というか、こういうチームワークが常に出来ていれば、販促物なんてA4コピー用紙に「○月○日が暇なので来てね」なんて書いてFAXするだけで、反応率の高い販促物の出来上がりです。

つまり、僕はいらないっていう事です・・・

あれ? こんな事を言いたいんじゃなかったぞ・・・・ ???

いえ、販促物なんてどんなによく出来ていても、その会社のチームワークによってはゴミにもなるし、宝石にもなるんですよね。

そういう話しです。


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