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産経謝罪「承諾得ずにコメント作成」
12月9日 11時13分

産経謝罪「承諾得ずにコメント作成」
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産経新聞社は、朝日新聞社の経営陣の新体制を報じた今月6日の記事に掲載したジャーナリストの江川紹子さんのコメントについて、「承諾を得ずに作成した」として、9日の朝刊で記事を取り消し謝罪しました。

産経新聞社は、今月6日の朝刊で辞任した朝日新聞社の木村伊量前社長が、顧問への就任を辞退した経緯を伝えた記事で、「これで再出発の環境が整った」とするジャーナリストの江川紹子さんのコメントを掲載しました。
これについて江川さんは、「木村前社長が顧問に就任する前提での話はしたが、辞退することが明らかになった後にはなにも聞かれていないのに変だ」とツイッターで公表し、産経新聞社が外部から指摘を受けて調査していました。
産経新聞社は、9日の朝刊で「コメントは、顧問就任辞退が判明する前に取材した内容に、その後の江川氏のツイッターの内容を反映させ、承諾を得ずに作成したもので、本来なら再取材をした上で、記事にしなければなりませんでした」として、記事を取り消し謝罪しました。
江川さんは、取材に対し「間違いが起きたときになぜ起きたのかを検証し、対応策を徹底的に検討して、報道の信頼性を高めてほしい」と話しています。
産経新聞社広報部は「報道機関としてあってはならないことで、極めて重い事態と受け止めている。事実関係を調査の上、厳正に対処する」とコメントしています。

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