本家「レリゴー」イディナ・メンゼル、来年6月に初の日本ツアー
2014年12月8日6時0分 スポーツ報知
世界的にヒットしたアニメ映画「アナと雪の女王」の英語版で主人公エルサの声を務め主題歌「レット・イット・ゴー」を歌った女優で歌手のイディナ・メンゼル(43)が、来年6月に初めての日本ツアーを行うことが7日、分かった。
本家本元の生「レリゴー(Let it go)」が日本でも聴けることになった。舞台女優としても活躍するメンゼルの初来日ツアーは、6月1日の大阪城ホール、同2日の名古屋・愛知県芸術劇場大ホール、同4日の東京・日本武道館の3都市3公演。初めての来日で武道館公演を行うのは異例で、招聘(しょうへい)元のウドー音楽事務所でも大きな期待を寄せている。
メンゼルは1996年にミュージカル「レント」でデビュー。03年に「ウィキッド」でトニー賞を受賞するなどブロードウェーの人気女優として活躍。現在はブロードウェーミュージカル「If/Then」に主演している。来年4月25日公開される「アナ雪」の続編となる短編アニメ映画「フローズン・フィーバー(原題)」にも出演することが決まっている。
「アナ雪」は全世界で大ヒット。アメリカでは、劇場で同曲を一緒に歌う現象が起こり、日本でも興収212億円の大ヒット。大賞受賞は逃したが、「新語・流行語大賞」でも「レリゴー!」がノミネートされるなど社会現象となった。大みそかのNHK紅白歌合戦では、米ニューヨーク・ブロードウェーから中継で「レット・イット・ゴー」を歌うことが有力視されている。
チケットは東京、大阪公演が来年1月10日発売で、名古屋は未定となっている。問い合わせはウドー音楽事務所TEL03・3402・5999。