たかみな、AKB卒業あいさつ「後輩たちにバトンをつなげたい」
スポーツ報知 12月9日(火)7時5分配信
AKB48の初期メンバーで総監督の高橋みなみ(23)が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年記念公演で、来年12月8日の10周年記念日をめどに卒業するとサプライズ発表した。ステージで涙ながらに語り、後継の総監督に横山由依(22)を指名した。卒業後はソロ歌手として活動する。12年の前田敦子(23)、今年の大島優子(26)に続く中核メンバーの卒業で、世代交代が加速することになる。
◆高橋みなみあいさつ全文
今年、本当にAKB48にはたくさんの出来事が起きました。それは仲間との別れでもあり、グループとしての本当に危機でした。そのすべてを乗り越えて、9年目という素晴らしい形をこの劇場で取れたのは、本当に皆さんのお陰です。
初めの頃はアキバ48と言われ続け、知名度も上がらず、とても苦しい思いをしました。そんな時もこの劇場はここにあり続けてくれました。この場所は私たちにとって我が家です。
この劇場には2つの柱があります。正直、すごく邪魔です。でも恒例になっている行事があります。1年に1度、12月8日に、ピンクのテープが貼られることになりました。いつかピンクのテープでいっぱいになって、この柱が無くなればいいなと思って、続けている行事です。来年もこの柱に10本目のテープを貼ることになります。
AKB48、10周年です。振り返ってみると、本当にあっという間だったなと感じることもあれば、長かったなと感じることもあります。10周年、節目の1年だと思います。
ここで私から一つ、発表させてください。私、高橋みなみは、2005…2015年12月8日をめどにAKB48を卒業します。まだ1年先の話です。ですが私はAKB48グループの総監督です。メンバーに引き継ぐ時間、猶予を頂きたいために、このタイミングでの発表とさせていただきました。
AKB48の未来を担う子たちに、何か残してあげたい。それが私にできる一つの恩返しの形だと思っています。
AKB48グループ、次期総監督として横山由依を指名させていただきます。正直、総監督はしんどいです。キツイです。だからこそ私は仲のいい横山由依に渡すのはとても嫌でした。本当に苦しいです。私で終わらせようとも思っていました。ですが女の子の大人数のグループです。全然まとまらない時も多々あります。そんな時に一声、いくぞ、やるよ、という言葉を掛ける人が、必要だと思いました。
彼女は私にとって素晴らしい後輩です。本当にまじめで、不器用で、すごく一生懸命頑張ってくれました。夢も私と一緒でソロデビューでした。そんな彼女に総監督を渡すというのは、夢から遠ざけるかもしれない、と私自身もすごく悩みましたが、彼女にはきっかけが必要だとも思っています。総監督は苦しいです。でもそれと同時に、世間の方に見てもらうチャンスが増えると思います。横山にとってもチャンスと思って、頑張ってほしいと思っています。
私なりに一生懸命、横山由依と、そして残された後輩たちにバトンをつなげたいと思います。これからもAKBグループの応援よろしくお願いします。
最終更新:12月9日(火)7時35分
- タレント・歌手・アーティスト 高橋みなみ(タカハシミナミ)
- 誕生日:1991年 04月08日
- 星座:おひつじ座
- 出身地:東京
- 血液型:AB
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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