たかみな、卒業!AKB9周年公演で電撃発表、来年12月8日10周年見届け
スポーツ報知 12月9日(火)7時5分配信
AKB48の初期メンバーで総監督の高橋みなみ(23)が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年記念公演で、来年12月8日の10周年記念日をめどに卒業するとサプライズ発表した。ステージで涙ながらに語り、後継の総監督に横山由依(22)を指名した。卒業後はソロ歌手として活動する。12年の前田敦子(23)、今年の大島優子(26)に続く中核メンバーの卒業で、世代交代が加速することになる。
最後のトークコーナーで高橋は1年後の卒業を電撃発表した。「私、高橋みなみは2015年12月8日をめどにAKB48を卒業します」。言い終えると、一気に涙があふれ出した。ステージに並んで立つ同じ1期生の小嶋陽菜(26)、峯岸みなみ(22)も不安そうな表情で現実を必死に受け止めようとした。
高橋は後継者に指名した横山を呼び寄せ、「正直、総監督はキツイです。ただ、一声『いくぞ!』と言葉を掛ける人が必要です。横山にとってもチャンスと思って頑張ってほしい」とエール。1年間かけて、これまで培ったノウハウを伝授する。この日、22歳の誕生日を迎えた横山にとっては、これ以上ないサプライズプレゼントとなった。
6日に放送されたフジテレビ系バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!SP」のドッキリ企画でも卒業宣言していたが、2日後に現実になった。号泣しながら渡辺麻友(20)、指原莉乃(22)らに語りかけた惜別のメッセージは迫真の演技として話題を集めたが、収録時には実際の卒業を心に決めていたようだ。
「9年間、どんなつらい時でも、この劇場に立ったら声援を送ってもらい、勇気づけられました。私たちにとって我が家です」とファンに感謝。初めて同劇場のステージに立った2005年12月8日、観客はわずか7人だった。それから国民的アイドルと呼ばれるまでに成長。センターの前田、大島がスポットライトを浴びたが、常に足元を支えてきたのは高橋だ。人気メンバーの卒業が相次いでも勢いを維持できたのは高橋が統率力を発揮してきたからだ。
「たかみな」の愛称で親しまれるAKB48の申し子。プロフィルを見ると誕生日は4月8日、身長は148・5センチ。偶然にも48の数字が並ぶ。成長する姿をファンにガチで見せるのがAKB48の基本理念。それを誰よりも実践してアイドルとしてだけでなく、リーダーとしても成長した。ステージには登場しなかったが、劇場には総合プロデューサーの秋元康氏(56)、6月に卒業した大島優子の姿もあった。
卒業後は幼い頃から思い描いた「中森明菜さんのような歌手になりたい」という夢に向かって全力投球する。
◆高橋 みなみ(たかはし・みなみ)1991年4月8日、東京都生まれ。23歳。2005年、AKB48の第1期生オーディションに合格し、同年12月に初公演。09年、チームAキャプテンに就任。12年、グループの総監督に就任。13年4月「Jane Doe」でソロデビューした。趣味は漫画。愛称は「たかみな」。
最終更新:12月9日(火)7時35分
- タレント・歌手・アーティスト 高橋みなみ(タカハシミナミ)
- 誕生日:1991年 04月08日
- 星座:おひつじ座
- 出身地:東京
- 血液型:AB
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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