放送予定
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毎週 月-木曜 放送 総合 午後7時30分-午後7時56分 [再放送] 毎週火-金曜 総合 午前0時10分-午前0時36分(月-木曜深夜)

放送予定

No.3591
2014年12月9日(火)放送
子どもの性同一性障害 ~揺れる教育現場~
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出演者 中塚 幹也 さん(岡山大学大学院教授)
ジャンル 社会問題医療・福祉教育
関連タグ 病院医師ケア教師いじめ学校小学生中学生親子
今、教育現場では、体の性と心の性が一致しない「性同一性障害」の子どもへの対応に揺れている。文部科学省は今年初めて、自分の性に違和感を訴える子供たちへの学校の対応についての調査結果を公表。全国の小中学校や高校で「性同一性障害」とみられる児童・生徒は、少なくとも600人以上で、その対応に教育現場が苦慮している実態が明らかになった。自分の性に違和感を抱く子供の中には、悩みを独りで抱え込んだり、周囲に理解されずに、不登校や自傷行為にいたるケースも少なくない。トイレや更衣室、制服、さらに部活動の選択など、男女の棲み分けが当たり前のように行われてきた教育現場で、本人の精神的負担を減らすにはどう配慮すべきか。さらに周りの同級生や保護者にどのように伝えていくべきか。自らの性に悩む子供たちの現状とともに、対応に揺れる教育現場の模索を伝える。
No.3592
2014年12月10日(水)放送
もう本は要らない? 広がる“読書ゼロ”
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出演者 立花 隆 さん(ジャーナリスト)
9月、文化庁が衝撃的な調査結果を発表した。調査した2000人のうちおよそ半数(47.5%)が、「1か月に1冊も本を読まない」と回答したのだ。勉学に勤しんでいるはずの大学生でも、40%が1日の読書時間が“ゼロ”という別の調査結果もある。“読書ゼロ”は何をもたらすのか―。人と情報の関わり方を研究している筑波大学の逸村裕(いつむら・ひろし)教授は、学生の小論文の変化に注目している。近年、ほとんどの学生がインターネットの検索サイトに頼って論文を執筆、情報を羅列するものの、持論を展開するのが苦手になっているという。その一方、検索スピードは格段に向上し、閲覧する情報量は急増。わずか1秒で、表示された情報が有用かどうかの判断を下しているという。元来、働きながらでも本を手放さない二宮金次郎(金治郎)を敬ってきた日本人。本との関わり方はどう変わるのか。最新の研究成果も交え、読み解く。
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