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【ゴルフ】

日本、過去最大14点差で韓国に大敗 原江里菜は意地の女王撃破

2014年12月8日 紙面から

18番、シングルスで朴仁妃に勝ち、笑顔の原江里菜(佐藤春彦撮影)

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◇日韓女子対抗戦<最終日>

 ▽7日、愛知県みよし市・三好CC西C(6495ヤード、パー72)▽曇り、気温6・9度、風速1・6メートル▽賞金総額6150万円、勝ちチーム3900万円▽24選手▽観衆1367人

 日韓各代表12選手ずつのチーム対抗戦。最終日はシングルス戦12対戦が行われ、日本は原江里菜(27)=NEC、穴井詩(らら、27)=GOLF5、大江香織(24)が勝ったが、全体では3勝2分け7敗でポイント8対16。前日のダブルス戦での3対9を合計して11対25となり、日本は3大会連続の敗北となった。14点差は1999年の第1回大会からここまで11回で最大。通算成績は日本の3勝1分け7敗となった。

 日本の敗北は、6組目の鈴木愛(20)がペク・ギュジョンに敗れた時点で決まった。今年の日本ツアーでも賞金ランキングの上位を占めた韓国勢に、2年ぶりの開催となったこの対抗戦でもかなわず、大会3連敗。そんな中でも光ったのが、10組目の原だ。世界ランク1位の朴仁妃(パク・インビ)を70対75の大差で破る“大金星”を挙げた。

 「インビの調子が良くないことは分かっていた。だからチャンスはあると思っていたけど、自分が隙を見せたら付け込まれると思っていた」。自身も100%の状態とはいえない中で、ボギーなしの2バーディー。「ノーボギーで回れたことは評価したい。今季最後に個人としてはいい一日になりました」と話した。

 今季は32試合に出場して予選落ちなし、賞金ランクは自身最高の9位。しかし、何よりも欲しかった2008年以来の通算2勝目は手に入らなかった。「来年の目標は勝つこと。そこに尽きる。賞金女王も視野に…そのくらいの気持ちでやりたい」と言い切った。 (月橋文美)

 

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