2014年12月9日00時43分
「タクシー狩り」と称して走行中のタクシーを自転車で取り囲み、運転手にけがをさせたとして、兵庫県警は同県尼崎市内の14~17歳の少年5人を傷害容疑で逮捕したと8日発表した。5人は「暇つぶしだった」「嫌がらせでこれまで10回ぐらいやったが、けがをさせたのは今回が初めて」などと話しているという。
尼崎東署によると、逮捕されたのは14歳の中学2年生3人と高校1年生(16)、無職少年(17)。
5人は11月28日午後10時ごろ、尼崎市神崎町の市道で、タクシーの走行を自転車で取り囲んで妨害。窓を開けて注意した男性運転手(67)に対し、1人がプラスチック製の棒(約2メートル)を投げ、顔に約1カ月のけがを負わせた疑いがある。
少年らはタクシーを狙った理由について「一般の車だと怖い人が乗っているかもしれないので、客を乗せていないタクシーを狙った」と話しているという。
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朝日新聞社会部
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