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紀文食品 魚肉の練り製品など値上げへ12月9日 4時25分
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食品メーカーの「紀文食品」は、原材料価格が上昇していることなどを理由に、来年3月からちくわをはじめとした魚肉の練り製品やギョーザなどの価格を最大でおよそ15%値上げすると発表しました。
発表によりますと、「紀文食品」が値上げするのは、ちくわやさつま揚げ、はんぺんなどの魚肉の練り製品やギョーザやワンタンといった総菜など、およそ350品目です。
値上げ幅はおよそ5%から15%で、来年3月1日の納品分から実施するとしています。
今回の値上げの理由について、会社側は、魚のすり身など原材料の取引価格が上昇し、円安でこれらの輸入コストも増えていることや、包装資材、それに物流のコストも膨らんでいることなどを挙げています。
紀文食品が商品の値上げを行うのは、平成20年以来、7年ぶりです。
食品メーカーの間では、ことし、原材料価格の上昇や円安などを理由とした値上げが相次ぎましたが、年明け以降も1月にインスタントラーメンや食用油、2月に冷凍食品、3月にアイスなど身近な食品の値上げが続くことになります。