籏智広太、仲大道
2014年12月8日03時00分
山都町の陸上自衛隊大矢野原演習場で実施されている米海兵隊と陸自の日米合同訓練に7日、オスプレイが参加した。国内での共同訓練参加は昨年10月の滋賀県に続き2度目で、九州では初めて。演習場周辺では抗議活動もあった。
岩国基地(山口県)から飛んできたオスプレイは正午ごろ、演習場に着陸した。陸自隊員を輸送する訓練で、隊員たちは愛称「ドラゴン(竜)」と漢字で書かれた尾翼の下部のハッチから、海兵隊員の誘導を受け次々と搭乗。約1時間半、4~5キロ離れた演習場内の別地点との間を5往復し、計約140人の陸自隊員を運んだ。
重要目標への攻撃や敵陣地の占領、増援のための輸送などが訓練の目的。陸自によると、オスプレイは「ヘリよりも長距離を、速く輸送できる」利点があるという。当初は2機が参加予定だったが「米側の機器運用上の都合」により、1機のみに。現地の陸自側は到着までそのことを知らされていなかった。
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