はじめに
ファイアロー-色
第六世代の環境に大きな影響を及ぼしたポケモン。
現在ではAT型、ゴツメ型、積みAT型などが主流で、PT内で飛行の一貫性がでたり型を見誤ったりすると負けるので対策必須。

今回、紹介するのはファイアローの数ある型の中でそこそこ個体数が増えているHAベースの剣舞型のファイアローです。

今までHAベースの剣舞ファイアローが青空プレートを持つことによって確定数の変化があるのかどうか計算したことがなかったので、それらのダメ計をするついでに調整案を考えました。
なので、確定数の変化があるものについては同時にダメ計をしてあります。


調整案とダメージ計算
ファイアロー-色
ファイアロー 意地っ張り @青空プレートor鋭い嘴
実数値179-146-91-×-89-153
努力値H204 A252 S52
確定技:ブレイブバード 剣の舞
選択技:羽休め 
挑発 フレアドライブ 鬼火etc

※火力は補足がない限り青空プレート込みの計算


火力目安

ブレイブバードでH252振りメガフシギバナが低乱数1(89.8%~105.8%)
↑持ち物なしの場合だと確定2(73.7%~87.7%)
ブレイブバードでH4振りゲッコウガが中乱数1(91.8%~109.4%)
↑持ち物なしの場合だと確定2(77%~91.2%)
ブレイブバードでH212振りローブシンを最低乱数以外一発(99.5%~118.8%)

↑持ち物なしの場合だと確定2(84%~99.5%)

A1段階上昇のフレアドライブでH252振りメガクチートを確定1(129.9%~154.1%)

一舞フレアドライブでB特化エアームド確定1(109.3%~130.2%)
一舞ブレイブバードでH4振のメガガルーラ確定1(109.3%~129.2%)
↑持ち物なしだと中乱数1(91.1%~107.7%)
一舞ブレイブバードでB4振りガブリアス確定1(111.4%~131.6%)
↑持ち物なしだと中乱数1(92.3%~109.8%)
一舞ブレイブバードでH252振りのマリルリが確定1(114.4%~135.2%)
↑持ち物なしだと高乱数1(94.2%~111.5%)
一舞ブレイブバードでB4振りメガリザードンXを確定1(117.6%~139.2%)
↑持ち物なしだと高乱数1(98%~115.6%)
一舞ブレイブバードでH252振りメガゲンガーを確定1(141.9%~167.6%)
一舞ブレイブバードでH164B84振りのニンフィアを確定1(128.7%~152.3%)

二舞フレアドライブでB特化サンダーを確定1(100.5%~118.7%)
二舞ブレイブバードで腕白H212B252振りグライオンを確定1(103.9%~122.5%)
↑持ち物なしだと低乱数1(86.4%~102.2%)
二舞ブレイブバードで図太いH4B252振りラッキーを確定1(117.1%~138%)
↑持ち物なしだと高乱数1(97.5%~115%)
二舞ブレイブバードでH236振りメガハッサムを確定1(126.8%~149.7%)

三舞ブレイブバードでB特化クレセリアが確定1(111%~130.8%)
↑持ち物なしだと中乱数1(92.5%~108.8%)


耐久調整

A特化ガブリアスの逆鱗が確定2(83.7%~98.8%)
A特化ファイアローの鉢巻ブレイブバードが中乱数1(91%~107.8%)

C無振りサンダーの10万ボルト中乱数1(93.8%~110.6%)
C特化メガリザードンYのオーバーヒートが確定2(80.4%~94.4%)
控えめC236振り眼鏡ニンフィアのハイボ(54.1%~64.2%)+相手HPを全て削ったブレバの反動ダメを耐える
↑相手のHP実数値は191を想定
C無振りメガゲンガーのヘド爆(60.8%~72%)+相手HPを全て削ったブレバの反動ダメを大体耐える
↑相手のHPは167を想定、ヘド爆の乱数を上から4つ切ってブレバの反動ダメを耐える
C252振りメガゲンガーのヘド爆(70.9%~83.7%)+毒ダメを確定耐え


S調整

準速100族抜き


調整の指標と雑記

ゲッコウガ-色ローブシンメガガルーラsylveon
Aは珠ゲッコウガに対して最低でも相討ちがとれ、大体のローブシンを一発で倒せ、Hにある程度振ってあるメガガルーラを粉砕するためのぶっぱ、耐久は眼鏡ニンフィアに対して対面で舞いつつ反動ダメでもファイアローが生き残る程度、素早さは準速メガガルーラの不意打ち意識の準速100族抜き。
プレート持つなら大体こんな感じの調整になるんじゃないでしょうか。

ローブシンメガガルーラgarchompマリルリcresselia
プレートを持つことによるメリットですがダメ計で記した通り、ブレバでローブシンが確定2から最低乱数以外一発、一舞ブレバでメガガルーラが中乱数1から確定1、ガブリアスが中乱数1から確定1、マリルリが高乱数1から確定1、三舞ブレバでクレセリアが中乱数1から確定1になるというような変化があるので、十分採用価値が見いだせるという結論にたどり着きました。

◎剣舞を積めそうな相手

sylveonblaziken-megascizor-megacharizard-megay
メガフシギバナcresseliachansey
相手や自身の技構成にもよりますが、上記の奴らなら大体舞えます。
これらの面子は積極的に起点にしたいところ。



調整のライン


Aライン

A特化以外考慮しなかったので今回はなし。

Bライン

補正なしH196振りでA特化ガブリアスの逆鱗が確定2(84.2%~99.4%)
補正なしH252B28振りでA特化ファイアローの鉢巻ブレイブバード確定2(84.3%~99.4%)
補正なしH252B124振りで陽気ガブリアスの岩石封じ確定2(84.3%~99.4%)

Dライン

補正なしH4振りでメガルカリオのC2段階上昇波動弾が確定2(84.4%~99.3%)
補正なしH212振りで補正ありC244振りニンフィアの眼鏡ハイボ+ブレバの反動ダメ(相手のHP191を想定)を耐える
補正なしH228振りで臆病C無振りメガゲンガーのヘドロ爆弾(68.1%~80.6%)+ブレバの反動ダメ(相手のHP167を想定)を耐える
補正なしH252振りで冷静HC252振りのギルガルドのシャドーボール(60.5%~71.8%)+影討ち(22.7%~27.5%)を確定耐え
補正なしH236D52振りでC無振りサンダーの10万ボルト確定2(82.1%~98.3%)


おわりに

ファイアロー-色
今回はHAベースの剣舞ファイアローについて紹介しました。
プレートの採用の有無で確定数が変わる相手がそこそこいるので、そのポケモンに対する変化が重要だと思う、もしくは珠でHPが削れるのは嫌だけど火力が欲しいと思うのなら採用するといいでしょう。


飛行のジュエル

ファイアローは全ルールで猛威を奮っていますが、ORASで飛行のジュエルが解禁したらどうなるんでしょうね、環境崩壊とかまではいかなさそうだけどヤバそう。



このファイアローに関して質問、疑問、感想、問題点、改善案、ミスの指摘等があればコメントでどうぞ。