蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
【365日FC東京】FC東京は今季、マッシモ・フィッカデンティ監督(47)を迎え、昨季以上の躍進を目指したが、終盤の勝負どころでの失速などが響き、J1は勝ち点48の9位。天皇杯、ナビスコ杯も早期敗退と結果を出せなかった。だが、リーグ戦での失点33は5位タイで、18クラブによる1ステージ制となった2005年以降ではクラブ史上最少。W杯によるリーグ中断直前から9月末までは14戦連続不敗(これもクラブ史上最長)を記録するなど、成果もあった。「チームの土台はつくれた」(同監督)という今季を振り返りつつ、来季に向けた課題を探る。 (馬場康平)(12月8日) [写真]
練習で選手に指示を出すフィッカデンティ監督(中)。右は森重、左は吉本=2月14日、宮崎県都城市で(戸田泰雅撮影)
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FC東京 | 1 |
1-0 0-1 |
1 | 横浜M | |
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前42分 高橋 |
得点者 |
後14分 伊藤 |
白星締めならず−。FC東京はホームで横浜Mと対戦したが、1−1のドローに終わった。前半42分の右CKにMF高橋秀人(27)が頭で合わせて先制したが、後半14分に追いつかれると、相手DF栗原の退場で数的優位に立った後半32分以降も決め手を欠いた。新人選手の最多得点記録更新の期待が懸かったFW武藤嘉紀(22)は後半10分から出場したが、残念ながらノーゴール。FC東京は最後の5試合を3分け2敗で終え、フィッカデンティ体制元年は勝ち点48の9位で幕を下ろした。
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