危険ドラッグ密造主導したか12月06日 13時44分
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千葉市の倉庫で危険ドラッグが密造されていた疑いが持たれている事件で、警察は、５日夜、海外から帰国した４８歳の男を薬事法違反の疑いで逮捕し、密造グループで主導的な役割を果たしていたとみて調べています。
男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京・文京区に住む稗田利明容疑者（４８）です。
この事件は、千葉市若葉区の倉庫で危険ドラッグが密造されていた疑いが持たれているもので、これまでに、東京・足立区の小櫃康一被告（２９）ら５人の男がのちに規制の対象となった危険ドラッグの成分を含む粉末と植物片を倉庫内で保管していたとして薬事法違反の罪で起訴されています。
警察は、グループが原料の化学物質を中国から輸入し、倉庫内で密造した危険ドラッグを首都圏を中心に販売していたとみていて、稗田容疑者が原料の輸入や製造を指示していた疑いがあるとして行方を捜査していました。
その結果、稗田容疑者が海外に滞在していたことが分かり、５日夜、成田空港に帰国したあと薬事法違反の疑いで逮捕しました。
警察は、グループで主導的な役割を果たしていたとみて、危険ドラッグの密造や販売の実態を詳しく調べることにしています。
稗田容疑者は容疑を否認しているということです。