朝鮮出兵、豊臣秀吉が激励 家臣宛ての印状発見織田信長と豊臣秀吉、秀次が、志摩国鳥羽(現三重県鳥羽市)で水軍として活躍した九鬼家に宛てた印状4通が神戸市の民家に保管されていることが分かり、調査した神戸大が8日発表した。朝鮮出兵の際に、着物を与えて激励したことや、敵船を乗っ取った手柄を褒めた内容が記されている。 4通は、信長の黒印状と秀吉の朱印状がそれぞれ1通と豊臣秀次の朱印状が2通。他に関ケ原の戦いの時期に、徳川家康が出した書状の写しも見つかった。神戸大の村井良介学術研究員は「九鬼家に関して知られていないことも多く、今後の研究に役立ちそうだ」としている。 【共同通信】
|