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飲むのに適したお酢とは?

この記事の監修ドクター

赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和先生

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飲む酢

かつては調味料のひとつだったお酢ですが、栄養ドリンクやジュースのような感覚でお酢のパワーを手軽に摂取できる“飲む酢”がたくさん出ています。すると、あまりの種類の多さに「何を飲んでいいのか分からない」「お酢ならば何でも同じじゃない?」という悩みや疑問もあることでしょう。そこで、飲む酢として適したお酢の選び方について解説します。

飲む酢としてオススメなのは「黒酢」と「果実酢」

お酢には『お酢の種類と効果の違い』にあるように、さまざまな種類があります。その味もさまざまで、タイプにより飲む酢として向き不向きがあります。穀物酢や米酢などツンとした香りや酸味の強いタイプは、飲む酢としては適していないと言えるでしょう。

飲みやすいお酢として代表的なものは、黒酢や果実酢です。上質であるほど、おいしくて飲みやすく風味があります。

飲む酢を選ぶポイントは「原材料」「醸造法」「熟成期間」

上質なお酢は香りが良い上、酸味がやわらかく豊かな風味があります。

まずチェックしたいのは、原材料と醸造法です。穀物酢や米酢の原材料表示を見ると、「アルコール」と書かれているものが多くあります。これは、醸造用のアルコールを混ぜてあるために酸度が強くとがった味になっています。飲む酢を選ぶ時には、天然の原材料で発酵させた天然醸造のタイプを選ぶと良いでしょう。

また、熟成期間も大事なポイントです。熟成期間が長いほどコクが出て、酸味もきつくなくまろやかになります。飲む酢として人気の黒酢でも、熟成期間により飲みやすさに違いがあります。じっくり熟成されたお酢にはアミノ酸が豊富に含まれ、それがうまみ成分となるのです。さらに、熟成されたお酢には酢酸をはじめとする有機酸も豊富に含まれ、栄養価も高いのが特徴です。

「黒酢」と「果実酢」の特徴

お酢そのものの味が苦手という方には、お酸特有の酸っぱさも少なく香りが良い果実酢が良いかもしれないです。しかし、りんご酢やぶどう酢などの果実酢は原料にタンパク質をあまり含んでいないため、アミノ酸はほとんど含まれていません。アミノ酸を摂取したい場合は、豊富に含まれている黒酢をオススメします。

一方、果実酢は果物が原材料ですからビタミンやカリウム、ポリフェノールなど、ベースになっている果物そのものに含まれる栄養素も一緒に摂取できます。ただし、果物ゆえに糖分も含まれているので飲みすぎなどには注意が必要です。

飲む酢を選ぶ時には味はもちろんですが、原材料や成分などもチェックした上で無理なく続けられるタイプを選びましょう。

また、『黒酢はいつ飲むと効果的?黒酢の正しい活用方法』の記事では、黒酢を飲む効果的なタイミングを紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

関連リンク>>黒酢と一緒に摂るのにオススメの食べ物

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