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速報
開催都市に種目追加の提案認める IOC臨時総会(12/08 20:45)
 【モナコ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は臨時総会で、夏季五輪で最大28と定めていた競技数の枠を撤廃し、開催都市が複数の種目追加を提案できる権利を承認した。2020年東京五輪での野球、ソフトボールなどの実施への道が開けた。

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原発、賛否超えて 札幌のNPO、フリーペーパー創刊 「正しい知識を」

(11/16 12:03)

創刊準備号を読みながら抱負を語り合うタック・ハーシーさん(左)と横山聡史さん

創刊準備号を読みながら抱負を語り合うタック・ハーシーさん(左)と横山聡史さん

 原発について賛否を超えて考えようと活動している札幌のNPO法人ベターデイズプロジェクトは11日、フリーペーパー「Better Days(ベター デイズ)」を創刊する。特別な思いを持って「3・11」後を生きる人の紹介や放射能に関する基本知識、イベント告知などを掲載。同法人は「エネルギーの未来を考え、毎日をより楽しむためのきっかけに」とPRしている。

 同法人は2012年秋に結成。否定的な表現が乱発される反原発デモへの違和感から、札幌のラジオDJタック・ハーシーさん(54)や企画プランナーの横山聡史さん(49)が「賛成、反対を決めつけずに原発の正しい知識を身に付けよう」と呼びかけた。

 音楽ライブと「原発出前授業」に取り組む札幌琴似工高の川原茂雄教諭の講演を合わせた「ライブ&セミナー」をこれまでに計5回開催。他の市民グループとも交流ができたことから、「原発問題に関する情報共有と情報発信を」と考え、フリーペーパーの製作を決めた。

 福島第1原発事故から3年半となる9月11日、A5判カラー8ページの創刊準備号を発刊。福島県郡山市から札幌に避難し、被災地の現状を伝えているラジオパーソナリティー宍戸慈(ちか)さんのインタビューやタックさんが「音楽の力」をつづるコラム、川原教諭のエッセーなどを盛り込んだ。省エネのヒントを考える誌面セミナー、ライブや講座の告知記事もある。

 創刊準備号は170部発行し、関係者に配布した。創刊号はほぼ同じ内容で3千部製作する予定。同法人は広告掲載や配布場所の協力を呼びかけている。問い合わせは同法人の電子メールinfo@betterdays-project.netへ。<どうしん電子版に全文掲載>

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