*

憧れの鈴鹿サーキットでエクスマセミナー すぐにやる!ダメだったら変えればいいんだから。

チームの力が必要になる

今、鈴鹿サーキットです。(ワクワクドキドキ)
今日は毎年F1グランプリで来ている、あの憧れの鈴鹿サーキットでエクスマセミナーです。
100名以上の参加者です。
ありがとうございます。
情熱をもって実現してくれた、三重県松坂の「らーめんばんび」の江村さん。
たくさん協力してくれた三重県を中心にした塾生さんたち。
本当にありがとうございます。
まるでF1のチームのようでした。

世界最高峰のF1のレースを見るたびに、プロっていうのはすごいなぁ、と感心してしまいます。
さまざまなプロフェッショナルが、最高の戦略にそって、自分の仕事を正確に速く行っています。
F1で勝利するには、優れたドライバーと速いマシンだけでは充分じゃない。
チームの力が必要になる。

勝利するためにはドライバーとマシンだけじゃなくチーム力

勝利するためにはドライバーとマシンだけじゃなくチーム力

以前、TVで実況していた解説者が「フェラーリチームは3時35分くらいから雨が降ると予想しているみたいですね」などと言っていました。
正直言って、そこまで細かい天気予報をしているとは知らなかったので、驚いた。
確かにF1のレースでは天候が結果を左右します。
路面の温度や湿度でタイヤのコントロールや、マシンの調整をしなければならないからです。
そのために専門の優秀な気象予報士をピットに入れ、局地的な天候を予想させているわけです。
他にもたくさんのプロが関わっている。

レース途中のピット作業。
レースの途中で、タイヤ交換したり、ノーズの角度を変えたりします。
あのピット作業、約20人くらいの人がいっせいに行い、なるべく早く自分のチームのマシンをコースに戻すよう、必死に作業しますよね。
1000分の1秒を競っているのですから、当然です。
1秒以下の差が競争の勝敗を決めることもある。
強いチームは、神業のように早く正確にタイヤ交換をします。
見ていてドキドキするくらい。
ピットの時間というのは、必要な時間ですが、ロスする時間でもある。
だから、なるべく早く終わらせるわけです。

ともかくやってみる、ダメでもデータが資産になる

以前、F1のピット作業を見ている時に思ったことあります。

「ビジネスでの判断や会議は、F1グランプリでのピット作業と同じじゃないか」そういうこと。

あなたの会社が判断を遅らせている間や、会議をダラダラやっている間に、他の会社は猛スピードで走り続けているのです。
あなたやあなたの会社が好むと好まざると拘わらず、現代のビジネスはスピードが重要になっています。
これは、明らかな事実。
そしてビジネスの世界はあなたに「もっと速く! さらに速く!」と要求してくるでしょう。
それについていけない企業や個人は、結局今までのやりかたで儲からない仕事をして、新しい世界を見ることはできない。
スピードが大事です。

フェラーリのアロンソ 2014年鈴鹿での勇姿

フェラーリのアロンソ
2014年鈴鹿での勇姿

でも安心してください。
せわしなく動けってことではない。
スピードというのは判断を早くするということです。

Yes or No、右か左か、AかBか。
保留なんてしていてはいけません。
保留したことは、腐ってしまうことを意味する。

あなたが会社や自分のために、やったほうが良いと思うことは、すぐにやったほうがいい。

F1レースも、コースを読み、天候を読み、路面の状態やタイヤの状態を読み、ライバルの位置を読んで、作戦を立てますが、うまくいかないこともあります。
タイヤの読みが難しくなっているレース。
天候の予想が外れたり、空気抵抗の予想が難しいコース、などなど、その日その時にならないとわからないこともたくさんあるのです。
作戦がうまく機能しないことも多い。
でも、そういう作戦での結果ですから、後悔することはないのです。
それがデータとなって、チームのノウハウになっていくわけです。

ビジネスのさまざまな局面で、一瞬の判断をしなければならないことがあります。
そのときには、判断できる自分の「ものさし」をもっておくことが大事になります。
ロジックで判断するのか?
直感を信じるのか?
それでうまくいかなかったら、しょうがない。
貴重なデーターになります。
そう思えるためには、判断の基準になる「ものさし」を明確にすることです。

判断が少し遅くなったことで、致命的な結果になることがあるのです。
「すぐにやる! ダメだったら変えればいい」のですから。

きょうも素晴らしいセミナーの場を提供します。
圧倒的な場を!

The following two tabs change content below.
藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事

末次さんのセミナーの様子

売上を上げるための方程式 売上=客数×客単価×購買頻度

沖縄で、琉球イオンさんの研修中です。 朝から夕方までマーケティングの講義や、POPを作るワークショ

記事を読む

手術はロボットのほうが名医

すごいスピードで未来がやってきている。そういう世界にボクらは住んでいる。

外科手術ロボットは名医 塾生の山本千夏さんのFacebookの投稿が流れてきました。 中日新聞の

記事を読む

ここのラーメン屋さんは美味しかった
店内POPもメニューもよくできていた

起業するために絶対に必要なスキルとは

起業するコストが劇的に下がった ボクが若いころより、起業する人が多くなっています。 できたら、人

記事を読む

タイ料理代表トムヤムクン

店の名前はカクゴの表明

知らない人がいるかもしれませんが、ボクは「ネーミング」の本も書いています。 マーケティング的に言う

記事を読む

ベランダで栽培している野菜
育ちすぎる前に食べてあげよう

人生でもビジネスでも成功する方法は、寛容になり惜しみなく与えるコトかも。

ボクの周りが慌ただしい こんにちは。 微熱と咳が似合う、マーケティングコンサルタント、藤村正宏で

記事を読む

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
  • twitter
  • facebook
  • google
  • instagram
  • pinterest
  • feedly
  • livedoor
  • rss
勝利するためにはドライバーとマシンだけじゃなくチーム力
憧れの鈴鹿サーキットでエクスマセミナー すぐにやる!ダメだったら変えればいいんだから。

チームの力が必要になる 今、鈴鹿サーキットです。(ワクワクドキドキ)

エクスマ道場
スタッフの橋本くんのセルフィー(自撮り)
今は成長ではなく成熟した社会。成功したかったら、自分のモノサシを持つことが大切。

成長を目指すのではなく、成熟した関係性を目指そう 昨日は大阪でたくさ

産創館のエクスマ道場
世の中のしくみや思考が変わってきている 流れに乗ることが大切 

勝率7割以上のギャンブラーが言った、勝つ秘訣 大阪産業創造館が主催し

ハワイが好きなオーナーがやっているハワイアンカフェは楽しい雰囲気
儲かるから始めたわけじゃなく、好きだから<「アロハス」大阪堺市>
「儲かる」っていう理由で始めたことより「面白いから」って始めたほうが売れる時代

消費者の声がカンタンに広がる時代 ソーシャルメディアがこれだけ発達し

カウンターの中でボクとゲスト講師の橋本くん
(城間ジャジー撮影)
競争がさらに激化する時代 個性が一番の価値になることを認識しているだろうか

ビジネスにおいての最大の戦略は競争の排除 沖縄でのエクスマセミナー、

→もっと見る

PAGE TOP ↑