AKBが台湾でメンバー募集、海外メディア「海外市場開拓の表れ」

　指原莉乃（22）らが所属する福岡発のアイドルグループ、HKT48が7日、台湾・台北のATT SHOWBOXで初の海外公演を行い、台湾在住の人を対象にAKB48グループメンバーを募集するオーディションを行うことをサプライズ発表した。

　この発表について中国の日本サブカルチャー情報サイト「JPBeta」は「アイドル戦国時代の第2段階に入り、AKB48グループがよりダイレクトな形で海外市場を開拓しようとする表れだろう」と分析した。

　台北での新グループ結成の構想は今年11月末に日本で放送されたラジオ番組で、グループ総合プロデューサーの秋元康氏が明かしていた。

　この番組ではほかにも、日本国内では北海道や沖縄、海外ではフィリピン・マニラでも新グループを立ち上げる構想を明かしている。

　　AKB48グループはこれまでに海外でインドネシア・ジャカルタのJKT48、中国・上海のSNH48を立ち上げており、台北については過去にも新グループの話があったものの、マニラについて語ったのは初めてだった。

　7日のHKT48の台北公演には秋元氏も駆け付け、VIP席で見守った。台湾での新グループ立ち上げ、またメンバー募集の構想についてイメージを膨らませたことだろう。　　【鈴木京子】