伊勢崎市選挙管理委員会は七日、衆院選の期日前投票で、有権者一人に誤って小選挙区と比例代表の投票用紙を二度交付したと発表した。
選管によると、伊勢崎市の市民サービスセンター宮子で同日午前、四日に衆院選の期日前投票を終えていた四十代男性に、小選挙区と比例代表の投票用紙を誤って再び渡した。男性はこの日に始まった最高裁裁判官国民審査の投票に訪れていた。
職員が投票済みとの確認を怠った。誤りに気付いた時、男性は投票した後だった。用紙が特定できないため、有効な投票とみなされるという。
県選管は交付ミスについて「対応は誠に遺憾」として、各市町村選管に文書で注意を促したとしている。 (杉原麻央)
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