きょうは大雪で延期になったJ1第34節アルビレックス新潟vs柏レイソルの代替開催日ですが、新潟ホームの最終戦にもかかわらず、開催地は茨城県のカシマスタジアム。

関連記事:
大雪で延期になったJ1第34節新潟対柏の試合は12・8カシスタでの開催に決定
http://blog.livedoor.jp/domesoccer/archives/52110281.html

これに対し、“もう少し交通の便のいいところで開催できなかったのか”という批判の声が挙がっていましたが、Jリーグは7日、今回の代替地決定までの経緯と理由を公表しました。


[Jリーグ公式]【2014Jリーグディビジョン1】第34節 アルビレックス新潟 vs 柏レイソル 代替開催日決定のお知らせ【補足:代替地決定までの経緯】
http://www.j-league.or.jp/release/000/00006231.html
 12月8日(月)に代替開催が決定しましたJリーグディビジョン1 第34節 アルビレックス新潟 vs 柏レイソルに関しまして、県立カシマサッカースタジアムに代替地が決定した経緯について以下の通りお知らせいたします。
 諸事情ご高察の上、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

■代替地決定経緯、理由
今回の代替地決定に関しては、競技公平性を念頭に、まず新潟における同地開催を最大限優先し、検討を開始しました。しかし新潟に関しては、翌日以降の降雪予報も続いているため近日中の開催は厳しいことが判明しました。

これを受け、なるべく早い日程で代替開催を実施したいという新潟および柏両クラブの意向もあり、両クラブおよびJリーグが、「降雪の可能性」、「スタジアムへのアクセス環境」、「新潟 vs 柏のチケット購入者の方々への対応能力」、「J1の試合開催に耐えられるスタジアム環境および運営能力」などの様々な条件を考慮に入れながら、限られた時間の中で協働しスタジアムの確保に動きました。

埼玉県、東京都、神奈川県内のスタジアムに加え、柏も含めた関東近郊のスタジアムとも調整を進めましたが、既に他の予定が入っているあるいは各地の自治体や警察等への申請手続きがこの短期間で間に合わないなどの状況が相次ぎました。

そういった状況の中、鹿島アントラーズおよび県立カシマサッカースタジアムの全面協力を得られたため、新潟、柏両クラブの意思確認の上、Jリーグも県立カシマサッカースタジアムでの開催を承認した次第です。


image


ということで、カシマスタジアムが選ばれたのは大方の予想通り、日程と管理体制の面からだそうです。
カシマスタジアムは、アントラーズの運営会社である株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーが指定管理者として直接運営管理を行っているので、スピーディな対応が可能だったのでしょうね。

最初からこの理由を明かしていたらもっとよかったと思います。



なお、試合中止となった新潟のデンカビッグスワンスタジアムですが、公式ツイッターアカウントがその日のスタジアム内の状況を報告していたのでご紹介します。

これはどう考えても開催無理でしたわ……