衆院選中盤情勢:与党、3分の2超す勢い…本社総合調査

毎日新聞 2014年12月07日 23時18分(最終更新 12月08日 11時13分)

衆院選期間中で唯一の日曜日を迎え、候補者の街頭演説に耳を傾ける大勢の有権者ら=東京都北区のJR赤羽駅前で2014年12月7日午後0時25分、本社ヘリから小関勉撮影
衆院選期間中で唯一の日曜日を迎え、候補者の街頭演説に耳を傾ける大勢の有権者ら=東京都北区のJR赤羽駅前で2014年12月7日午後0時25分、本社ヘリから小関勉撮影

 共産党は四国以外の比例代表10ブロックで議席確保が見込まれるほか、沖縄で1議席を競り合うなど、公示前の8議席から一気に20議席まで躍進する可能性がある。

 生活の党は沖縄の小選挙区で1議席を確保する見通しだが、小沢一郎代表が苦戦。比例代表も伸びず、公示前勢力(5議席)の維持は困難だ。社民党は沖縄で1議席のほかには、比例代表がゼロの可能性もある。公示前の2議席維持は微妙な情勢だ。【松尾良】

 ◇調査の方法◇

 5〜7日の3日間、全国295小選挙区ごとに無作為に作成した電話番号にかけるRDS法を使いJNNと協力して実施。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。全国の有権者7万5258人から回答を得た。

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