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日米共同訓練にオスプレイ参加
山都町の演習場を中心に行われている陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による日米共同訓練に、7日、アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」が参加し、隊員を目的地に運ぶ訓練をしました。
日米共同訓練は、今月1日から山都町の大矢野原演習場を中心に行われています。
7日は正午ごろ山口県にあるアメリカ軍岩国基地を飛び立ったオスプレイ1機が演習場の上空に現れ、2つのプロペラを回転させながらほぼ垂直に着陸しました。
訓練は地上部隊を乗せて飛行し、目的地に展開させる「ヘリボン」と呼ばれるもので、オスプレイが着陸すると小銃を持って武装した陸上自衛隊の隊員20人余りが次々と乗り込みました。
隊員を乗せたオスプレイは枯れ葉や枯れ草を巻き上げながらほぼ垂直に離陸し、およそ5キロ離れた目的地に向かう訓練を繰り返していました。
オスプレイが日米共同訓練に参加するのは九州では今回が初めてです。
8日は、益城町の高遊原分屯地で熊本県の蒲島知事などが参加してオスプレイの体験搭乗が予定されています。
演習場の外では地元で活動する2つの市民団体のメンバーおよそ10人が、「日米合同軍事演習反対!」、「オスプレイは来るな!」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げて抗議行動を行いました。
メンバーの代表は、「近隣諸国を刺激して関係悪化を増幅することになりかねない。住民もオスプレイの参加に不安を抱いている」という抗議文を読み上げ、陸上自衛隊の担当者に手渡しました。
12月07日 19時19分