学校長挨拶

「新しい南筑の歴史へ向け」

    

久留米市立南筑高等学校 
校長 守口 保夫 

 私はこの度の人事異動により、本年4月1日付け、自校昇任で校長として着任しました守口保夫と申します。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、大正11年に創設以来、今年度創立92年目の年を迎えました。卒業生は2万人超を数え、地元久留米はもちろんのこと、全国各地で同窓諸氏が各界において活躍されておられます。
 この間、社会情勢の変化、地域・社会、親子関係や家族のつながりなども激変し、価値観も多様化して、学校教育に求められる役割も多岐に及んでいます。ただ、本校の建学精神である質実剛健、訓育三綱領の「至誠、剛健、勤労」は、激動する時代にも翻弄されることなく歴代生徒に脈々と受け継がれております。

 とりわけ昨年度は、部活動において、柔道女子個人インターハイ優勝及びフランス国際大会優勝をはじめ、野球部の福岡県大会準優勝などの目覚ましい活躍があり、地域の方々、久留米市民の皆様や多くの同窓生からの応援や声援をいただき、ありがとうございました。
 また、学習面においても、福岡教育大学、山口大学、佐賀大学等の国公立大学の合格をはじめ、多くの生徒が、自分の希望進路へ合格する等生徒諸君の頑張りが見られました。学校行事や諸活動においても、仲間を大切にし、積極的に取り組み、地域や社会に貢献・感謝する為に、多くのボランティア活動にも、積極的に参加しております。この精神が現在も受け継がれ、本校教育が担ってきた営みの成果となって現れています。

 第2期久留米市教育改革プランである「確かな学力、豊かな心、健やかな体」を育み、人間性や社会性に富んだ生徒の育成に努め、伸長してまいります。また、全職員が連携し、進路保障、規範意識の深化、健康増進を教育活動の柱として、地域に信頼され、愛される学校づくりに日々の活動に真摯に取り組んでまいります。
 その中でも、生徒指導の行動基準を明確にした「N―Basis」を指導の柱に据え、日々の生徒指導に努め、「規範意識の向上」「挨拶の徹底」「清楚な服装」「礼を尽くした立ち居振る舞い」等、社会へ出て困らない礼儀やマナーの定着をめざします。
 また、学習面において、「協同学習」を通して、生徒一人ひとりを大切にし、学び合いのスタイルを授業に取り入れます。そして全教科、全領域で人権尊重の視点に立った学校生活や教育活動に取り組み、生徒が自他共に尊重し、安心して心を開きあい、楽しく学校生活を送ることができるような学校づくりに、全職員一丸となって継続し、取り組んでまいります。

 生徒に募集し決定した本年度のキャッチフレーズ「やれば出来る 限界を越えて その先まで」に向け、生徒・教職員一体となり、日々の教育活動や学校行事に全力で取り組んでまいります。現在、南筑高校は新しい南筑の歴史を刻み始め、日々前進しております。今後とも、皆様のご支援とご協力、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

校長紹介

プロフィール写真

学校長 守口 保夫(Yasuo Moriguchi)

 平成23年 久留米市教育委員会人事管理主任
 平成24年 久留米市立南筑高等学校 教頭
 平成26年 久留米市立南筑高等学校 校長

 昭和62年に久留米市立南筑高等学校に赴任し、20年間数学の教諭として勤め、三井中央・久留米商業教諭等を経て
本年度(平成26年度)第27代校長として着任

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