トップページ社会ニュース一覧雪で孤立状態4日目 復旧と確認急ぐ 徳島
ニュース詳細

雪で孤立状態4日目 復旧と確認急ぐ 徳島
12月8日 7時20分

雪で孤立状態4日目 復旧と確認急ぐ 徳島

大雪の影響で徳島県では、三好市とつるぎ町、それに東みよし町で合わせて402世帯、770人が孤立した状態が続いていて、一部の住民とは連絡が取れていないということです。
市と町は、孤立状態から4日目となる8日も、復旧作業を進めるとともに住民の状況の確認を急ぐことにしています。

徳島県では、今月5日の昼ごろから雪による倒木で道路が通行できなくなるなどして孤立状態となる地区があり、7日夜の時点では、三好市、つるぎ町、東みよし町の合わせて402世帯、770人が孤立状態となっています。
このうち、三好市では、井川町井内東、井川町井内西、池田町漆川など9つの地区で道路が倒木などで塞がれ、車が通行できなくなっているため、299世帯、541人が孤立した状態になっています。
このうち21世帯とは連絡が取れていないということです。
また、つるぎ町では、半田八千代地区の85世帯、203人が孤立していて、このうち9世帯、14人と連絡が取れていないということです。
さらに、東みよし町では18世帯、26人が孤立状態になっているほか、すでに孤立が解消した地区の1人と連絡が取れていないということです。
連絡が取れていない地域では、電話のほとんどがインターネット経由のIP電話で、停電すると通話ができないということです。
このため、孤立状態が4日目となる8日も災害派遣の自衛隊が合わせておよそ180人の態勢で復旧作業に当たることにしていて、すでに一部の隊員は活動を始めました。
自衛隊は道路を塞いでいる倒木の撤去作業などを進めるとともに、孤立状態が続いている地域にヘリコプターで向かい、住民と直接連絡を取るなどして状況の確認を急ぐことにしています。

関連ニュース

このページの先頭へ