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ことしの新規上場80社へ 増加傾向続く12月8日 4時07分
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ことし国内の証券取引所に新たに上場する企業の数は、去年よりも20社以上増加して80社になる見込みで、株価の上昇などを背景に増加傾向が続いています。
東京証券取引所のまとめによりますと、ことし国内の証券取引所に新たに株式を上場する企業の数は、去年より22社増えて80社になる見込みです。
国内の証券取引所に新たに株式を上場する企業の数が前の年を上回るのは、これで5年連続で、株価の上昇などを背景に増加傾向が続いています。
また、ことし上場する80社のうち東証の1部と2部に上場する企業は20社と、8年ぶりの多さになっています。
さらに、ことしは、上場時点の時価総額が1兆8000億円余りとなった「リクルートホールディングス」や、5400億円余りの「西武ホールディングス」など、大型上場も相次いでいます。
東京証券取引所では「株価の上昇で企業が市場からより多くの資金を調達しやすい環境になっており、経済の回復が進めば今後も増加が見込まれる」と話しています。