戦後70年となる2015年。燃料電池車(FCV)やロボット、北陸新幹線、スター・ウォーズ……。話題となりそうな商品・サービスを見ると過去の遺産と未来が化学反応を起こし、新たなライフスタイルを生む起点になりそうだ。
FCVは水素と酸素を化学反応させることで発電する燃料電池を搭載する車。トヨタ自動車はMIRAI(ミライ)を2014年12月15日に発売し、ホンダも15年度中の投入を表明している。燃料を入れる水素ステーションが国内で100カ所程度お目見えするなど、15年はFCV元年となる。デロイトトーマツコンサルティング(東京・千代田)は30年にはFCVが約40万台に達し、経済効果は4兆4千億円と見積もる。
ミライの購入金額は500万円を超え、15年から本格的に普及するわけではないが、エコカー市場拡大に弾みが付く。実際にフォルクスワーゲンが初の電気自動車(EV)「e―up!」(イーアップ)を2月に発売する。若者の自動車離れを食い止めるきっかけになるのか。次世代カーの動きが注目される。
FCVのように、従来型の工業品がハイテクで進化する代表例が米アップルの「アップルウオッチ」だ。メールのやりとりや音楽再生ができ、かざすだけで支払いができる機能が導入される可能性も。高級ブランド腕時計はともかく、中価格帯を扱うシチズンホールディングスは「売り上げに影響するかもしれない」と警戒する。
映像や音楽も進化する。3月に画質がきめ細やかな「4K」専門の有料チャネルが開局され、その後にシャープがさらに解像度が高い「8K」を投入する予定。音楽配信ではストリーミング(逐次再生)が注目だ。
CDで音楽を聴くスタイルは00年代にiPodなどにダウンロードして聴く形に変わった。これが再び変わる。ストリーミングは曲を機器に保存するのではなく、数千万に及ぶ曲を低価格あるいは無料で受信して再生するスタイル。スウェーデンのスポティファイなど海外勢の進出に加え、レコチョクやエイベックスグループなど参入企業も増え、日本でも普及期を迎えるかもしれない。
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