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JR大糸線 2週間ぶり全線運転再開12月7日 11時41分
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先月、長野県北部で、震度6弱の激しい揺れを観測した地震の影響で一部の区間が不通となっていたJR大糸線は復旧作業が終わり、およそ2週間ぶりに全線で運転が再開されました。
長野県のJR大糸線の白馬駅と南小谷駅の間は先月22日の地震で土砂が線路に流れ込んだため不通となっていましたが、線路脇の土砂が再び崩れないようにするなどの復旧作業が終わり、7日朝の始発から運転が再開されました。
小谷村の南小谷駅では雪が降り積もるホームに列車が入ると、待っていた高校生などが乗り込みました。
そして列車が土砂崩れが発生した現場付近を通ると、乗客たちは窓の外を見つめていました。
ふだん通学で利用している女子高校生は「これまで白馬に行くまでにすごい時間がかかっていた。代行バスに比べると楽で助かります」と話していました。
JR大糸線は地震の影響で、最大で長野県の信濃大町駅から新潟県の平岩までの区間が不通となりましたが、これですべての区間の運転が再開されました。