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徳島の孤立地区 約300人と連絡取れず
12月6日 23時13分

徳島の孤立地区 約300人と連絡取れず

雪による倒木などの影響で、徳島県のつるぎ町と東みよし町では、合わせておよそ185世帯が依然孤立した状態になっています。
停電で電話が通じないため、5日の夕方からおよそ300人の住民と連絡が取れていないということで、町は7日朝から、自衛隊などと協力して安否確認や除雪などの作業を急ぐことにしています。

つるぎ町役場によりますと、積雪や倒木で道路が通行できないことから、半田八千代地区の135世帯287人が依然として孤立しているということです。
このうち、独り暮らしのお年寄り50人については、地区の民生委員が直接無事を確認したということですが、停電で固定電話が通じなくなっていることから、残る85世帯237人とは5日の午後4時すぎから連絡が取れず、安否が確認できていないということです。
この地区では、ほとんどの家庭でインターネット電話を使っていて、停電すると通話ができないということです。
また、同じく孤立した状態になっている東みよし町の大藤地区と奥村地区でも停電で電話が使えず、50世帯75人のうちおよそ40世帯60人と連絡がとれず、2つの町で合わせておよそ120世帯300人の安否が確認できていないということです。
つるぎ町と東みよし町では、7日朝から自衛隊などと協力して安否の確認や除雪などの作業を急ぐことにしています。

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