ＡＫＢ４８グループが台湾でメンバー募集　ＨＫＴ台北公演で発表

台湾公演を行ったＨＫＴ４８　（Ｃ）ＡＫＳ

　福岡・博多を拠点に活動する人気アイドルグループ「ＨＫＴ４８」が７日、グループ初の台湾公演「ＨＫＴ４８全国ツアー　〜全国統一終わっとらんけん〜番外編ｉｎ台北」（台北・ＡＴＴ　ＳＨＯＷ　ＢＯＸ）を開催した。

　開場前から現地ファンの長蛇の列ができ、ロビーでは公演などの上映や写真展、メンバー等身大の“のぼり”が登場し、大変なにぎわいを見せた。

　約８００人のファンが大歓声で迎えるなか、公演は、博多の名物や観光スポットが歌詞に登場する「ＨＫＴ４８」を台湾バージョンにアレンジした「台湾４８」でスタート。名物の「小龍包」「故宮博物院」などのワードが盛り込まれ、会場は一気にヒートアップした。

　冒頭のＭＣで指原莉乃（２２）が「東日本大震災のときには、義援金と温かいご支援、本当にありがとうございました。今日は感謝の気持ちを込めて恩返ししたいと思います」とあいさつすると、会場は温かい拍手に包まれた。

　また、各メンバーが覚えた中国語や、台湾出身のテレサ・テンさんのヒット曲「つぐない」などを披露し、会場から驚きの歓声も上がった。

　公演中盤のＭＣでは、指原に突然、一枚の紙が渡される。ざわつくなかで発表されたのは、台湾でＡＫＢ４８グループメンバーオーディションを開催することが決定したというもの。思わぬサプライズ発表に、メンバーが「びっくりしたー！」と目を丸くすれば、観衆からも驚きの声が湧き起こった。

　このオーディションは日本で活動する「ＡＫＢ４８グループ」のメンバーを台湾で募集するもので、詳細は後日、ＡＫＢ４８各グループ（ＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＨＫＴ４８）の公式ホームページなどで改めて発表するという。