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最近、時々神経症者から書き込まれていますが、どれもこれも能書きばかりで、一人として
動きを表現した人がいない。ミカンさんと走る男さん以外は全滅と言うことです。
異性の友達を求めてなにが悪いとか、努力だ、希望だと並べていますが、
青い顔して天井見ていて動きやしない。
この人たちは、努力以前に病院に入院すべきなんですよ。だけど薬がない。
所で、ニューズウィークが5年から10年ぶりに、本格的な心の病を特集した記事
を書いた。かなり長い、強迫行為の患者のストーリーです。
この中で、心の病を研究している専門家が、心の病に関しては薬がないと
はっきり言ったのには驚いた。
今までそれが分かっていても言い出す人はいなかった。皆効くんだか効かない
のだか分かり難い表現でごまかしていた。(この記事の翻訳を斎藤は開始しています)
私は、このはっきりとした表現に、研究者の手ごたえを感じたのです。
何も分からない時は、皆いい加減な表現で逃げる。分かり始めると、分かるものは
分かると言い、分からないものは分からないと言う。
良い例がフロイトであり、今から100年以上も前に心の病を一人で全部
説明してしまった。脳の科学もコンピューターもインターネットもない時代で
あったから、皆あっけにとられてフロイトの下に走った。精神分析と言う
新しい理論が出来たが、これも大半は嘘と最近は否定されて、誰も
精神分析を言う人がいなくなった。
今のところ、脳は誰も分からないし、薬もないのです。
だから、無手勝流で治ったものが勝ちであり、斎藤はそれをやってしまった。
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