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【サッカー】

鹿島、引退する中田の花道飾れず 来季のACL出場権はほぼ手中も後味悪く

2014年12月7日 紙面から

最終戦で敗れ、思わずその場にへたり込む鹿島のDF昌子(15)ら=茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで(佐藤雄太朗撮影)

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◇J1最終節 鳥栖1−0鹿島

 鹿島の元日本代表DF中田引退の花道を白星で飾れず、トニーニョ・セレーゾ監督もMF小笠原もふがいなさを嘆いた。

 攻撃の歯車が最後までうまくかみ合わなかった。前半6分に失点すると、その後は反撃気配もなく、敗れた。結果論だが、鹿島が2点差以上の勝利を挙げていれば逆転優勝もあっただけに、指揮官は試合後のセレモニーで「敗戦の後でやりきれない気持ちになっている。すみませんでした」と怒りをあらわにした。

 中田と同期入団の小笠原も「言葉に表せないほど悔しい。(中田)浩二はこういう試合でいいパフォーマンスをして(チームを)勝たせてきた。(引退する)浩二が安心して任せられるなって試合をしたかった」と語気を強めた。

 勝ち点差3で5位の柏が1試合を残すが、得失点差の関係で2011年以来となる来季のACL出場権はほぼ手中。ただ、どこか後味の悪さが残る敗戦だった。 (占部哲也)

 

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