福山雅治のオールナイトニッポン、来年３月に終了！真相１３日に生放送で語る

　歌手で俳優の福山雅治（４５）が７日、ニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」（土曜・後１１時半）で、同番組を来年３月２８日の放送で終了すると発表した。１９９２年１月からパーソナリティーを務め、通算２１年４か月は歴代最長。来年３月にデビュー２５周年を迎えるのを機に終了を決意したとみられ、詳しい理由は１３日深夜の生放送で語られる。

　福山がさまざまな素顔をのぞかせたニッポン放送の看板番組が幕を下ろす。７日の放送で「２０１５年３月２８日に終了となります。冗談じゃないんです。本当なんです」と衝撃の発表。「来週の生放送（１３日深夜）で改めてゆっくりお話しできればと思います」と語り、終了の理由については明かさなかったが、３月２１日にデビュー２５年を迎えることもきっかけの一つとみられる。

　１９９２年１月９日に始まり９８年３月にいったん終了。２年後の２０００年３月からは午前１時開始から午後１１時半へと変わり、本来のオールナイトではない枠に移動して再スタート。そのため単純比較は出来ないが、通算の担当期間は２１年４か月となり、今年９月までパーソナリティーを務めたナインティナイン（１０月からは岡村隆史１人）の２０年６か月を上回り、歴代最長になる。

　ヒット曲を連発するイケメンシンガーの“別の顔”が話題に。福山自身が思春期に下ネタトーク満載の「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」のリスナーだったため、自身のラジオでも「福山の“まさはる”のサイズがね…」と下半身ネタに花を咲かせた。外見とのギャップに男女問わずファンも急増。毎年２月には「大童貞祭」という番組企画も行い、女性経験のない男性ファンの質問にも回答した。

　一方で０４年１０月２３日には、生放送直前に新潟県中越地震が発生。新幹線に閉じこめられたリスナーに電話をつないで励ました。１１年４月９日には東日本大震災復興支援で、番組を２４時間生放送に変更し、そのパーソナリティーを務めるなど、ラジオを通じて尽力した。

　番組終了は福山本人が決断。今年に入って関係者に伝えた。０１年１０月から始まったビデオリサーチ社によるラジオの聴取率調査では、今年１０月まで７９回中７７回が時間帯でトップだったという。ニッポン放送の関係者も「なぜでしょう…」と落胆。その真意は１３日、本人の口から説明される。