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孤立状態解消へ 自衛隊など出発 徳島12月7日 7時07分
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雪による倒木などの影響で、大雪からまる2日以上、一部の地区が孤立した状態となっている徳島県の東みよし町と隣のつるぎ町では、7日朝から災害派遣の自衛隊も加わって、除雪や住民の安否確認などを進めることにしています。
東みよし町とつるぎ町では、雪による倒木などの影響で、合わせておよそ185世帯が今も孤立した状態になっています。
このうち、東みよし町では、中心部から6キロ以上離れた大藤地区と奥村地区の合わせて50世帯75人が孤立した状態になっていて、災害派遣の自衛隊や町の職員などおよそ40人が7日午前6時に、孤立状態を解消するため、役場を出発しました。
自衛隊員らは、午前7時ごろからそれぞれの地区に向かう町道を塞いでいる倒木の撤去に取りかかるほか、地元の建設業者が除雪に当たる予定です。
また、町の職員が歩いて2つの地区に入り、安否確認を進めるとともに、住民におにぎりや飲み物を渡すことにしています。
一方、つるぎ町でも半田八千代地区の135世帯287人が依然として孤立した状態が続いていて、午前8時半から職員や自衛隊など合わせておよそ60人が、除雪や住民の安否確認に向かうことになっています。
住民からは、自宅で使っている医療機器のバッテリーが不足するおそれがあるという不安の声も寄せられていて、町ではこうした必需品も渡したいとしています。